同じことを考える人はいるのだな。

 新型コロナウイルスの騒動により、封切りが延期になる映画がだいぶ出ています。特に、北米と公開時期が1、2ヶ月ほどしかズレていないマーヴェルやDCの新作は、北米の映画館の多くが閉鎖されているため、あちらに押し出されるように、早々と延期が打ち出されるようになってます。『ワンダーウーマン1984』なんて6月公開なのにもう延期を表明してしまいました。
 現在都内も感染拡大中で予断を許さない――とは言い条、みな延々籠もっていては鬱屈を溜めるばかりですし、うまく行けば4月辺りから落ち着くこともあり得る。それゆえに、映画好きとして、この状況で気になってくるのは、映画館にかけられる作品が減ってくることだったりする。
 ならば、とふと思ったのです。枠が余るようなら、いっそ古い作品を再上映してみればいいのに。既に作品としての採算は取れていて、料金を抑え1割くらいの動員でも充分にペイできるくらいの経費で賄えるものを、と。

 似たようなことを考えるひとがいたのかも知れません。
 27日より、一部劇場にて“午前十時の映画祭10+”実施だそうな。

 すべての映画祭実施劇場ではありませんし、作品も劇場によって異なるようです。TOHOシネマズ日本橋では『ローマの休日』『ジョーズ』『E.T.』『ゴッドファーザー』を、TOHOシネマズ錦糸町 楽天地では『ウエスト・サイド物語』をかけるようです。
 週末は都知事から外出自粛の要請が出てしまいましたが、来週中に余裕のある方は、スケジュールを確認のうえ足を運んでみては如何でしょう。現時点で内容は告知されてませんが、4月3日以降も何らかの作品がかかるみたいです。

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