レンタルDVD鑑賞日記その445。

『闇動画』シリーズのスピンオフ第5弾。まだ4巻を観てないんですが、何気なくビデオパスで怪奇ドキュメンタリーを探してみたら、3月リリースのこの巻が追加されていたので、そっちで鑑賞してみました。見放題ではなく有料枠でしたが、契約で月1枚もらえるチケットが余っていたのでそちらを活用。

 ベースを作ったのがほん呪スタッフなので、他の同様の企画と比べるとまだ安定感はある……が、全般にちょっとわざとらしい印象。もうちょっと選んだ方が良かったのではあるまいか。また、ドキュメンタリー部分でもっと掘り下げてみたら面白くなりそうなネタがあったので、その突っ込み不足も残念。

 とはいえ切るほどにひどくはないので、今後もほどほどに追ってみます。とりあえず4巻は月額レンタルで観るべか。

 こちらは月額レンタル。実はいま、個人的には『ほん呪』よりも質が安定している気がしているシリーズ、ちょっと久しぶりとなる第11巻です。

 嘘だろ、と目を疑うようなネタがあるのは前述の奴と同様ですが、シチュエーションの特異さで見せられてしまうのがこのシリーズの凄味。そして、ドキュメンタリー部分で掘り下げていく長篇エピソードの見応えが圧倒的に優れてます。

 しかも今回は、ちょっと長めのネタがふたつも入っている。ファンの奇妙な仕草とミュージシャンの身に起きた異変を追っていくうちにとんでもない事態に発展する“呪術”の、「他のやり方考えようよー!」という成り行きも強烈ですが、トリに置かれた“男色霊”の明後日への転がり方は更にとんでもない。それで終わり、ってアリか?! あっちはどうなった?! 本当に次、それになるの?!

 怖いかどうか、と問われると微妙ですし(ただ“中古車”とか“肝試し”あたりは純粋に薄気味悪い)、監視カメラ、という本来のテーマをしばしば逸脱しそうになるのが気懸かりではありますが、依然として私にとってはいま最も楽しみなシリーズのひとつには違いありません。次の巻も期待。

コメント

タイトルとURLをコピーしました