月曜日にも触れたように、今月の新・午前十時の映画祭は1週間ごとの入れ替えになっています。油断すると見落としかねない、そしてこの夏はまた台風が多そうで、今週もその影響で行動が制限されているので、このタイミング、と思ったら、日本橋に限定せずに観に行こうと考え、本日実行に移しました。というわけで朝からTOHOシネマズ新宿へ。日本橋とは別のグループに属しているので、この2館を使えば、週が変わらないうちに2作押さえられるわけだ。
この2週間はハンフリー・ボガート週間という設定のようで、『カサブランカ』とセットでスケジュールに加わっている今日の作品は、実際にアフリカ撮影を敢行、ボガートがオスカーに輝いたことでも知られる、冒険とロマンスの物語『アフリカの女王』(BCFC=NCC初公開時配給)。以前、クリント・イーストウッド監督の『ホワイトハンター ブラックハート』を観る前に予習としてDVDで観て感想もアップしているので、とても気楽に鑑賞。
やっぱりいま観ると少しのんびりしすぎていますし、感染症予防の観点から色々とヤバいこともしていて観ていて違うところでハラハラしたりするんですが、ロケを用いた映像は無論、合成を使っていても完成度が高く映像的なクオリティは高いし、ほぼふたり芝居なのに100分以上持たせてしまうのは見事。また、立て続けに観ると、ボガートの泥臭さと洒脱さがない混ざったような魅力、そしてちゃんと演じ分ける巧さがあったことも解る。このセットは続けて見て正解です。
鑑賞後は1階の飲食店街で食事をし、軽く買い物をしてから帰宅。台風に対する用心で、電車を利用したんですが、傘を差したのは行きだけでした……まあ、直撃していないとは言え風も強かったので、こんな日に自転車なんか使えるわけがないんですが。
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