レンタルDVD鑑賞日記その465。

 昨年夏にシリーズされた、シリーズ22巻。タクシーの乗客に起きた異変や、タイムカプセルを埋めるために山中に赴いた女性達を見舞った悲劇など、5篇を収録。

『ほん呪』出身スタッフが外れたと思われる頃から歴然と劣化の傾向にありましたが、今回は正直、特にそれを意識せざるを得ませんでした。映像の質も、ドキュメンタリーの演出もかなーりいまいちです。

 何がマズいって、どー見ても合成としか思えないクオリティの映像が冒頭を飾っていること。ダミーを使うなりして、もっと質感を再現しないと、信用してあげたくても出来ませんって。

 映像の内容がアレでも、ドキュメンタリー部分の出来が良ければまだまともになることもあるんですが、本篇は投稿者の喋り方が全体的に演技っぽさが目立ちすぎ、更には証言する専門家に変な芝居をつけちゃったせいで不自然さが際立ってしまってます。あの音響の専門家、なに訪問者に背を向けて窓を見てたのよ。あああいう注文をまともに受け取るのはたぶん役者だけです。

 まあ、ただ単に映像を羅列するだけよりは工夫が見られますし、ADのキャラを立てることに執心しすぎて怖さすらない、というところには陥ってませんので、とりあえずは今後も押さえるつもりですが、どうなんだろうなーこの微妙さは。

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