本日のお買い物

 ゴールデンウィーク中なので発送が少し遅くなった模様ですが、それでも今朝には届いてました。前号の『ツインズ・エフェクト』に続いて、同じアイドルユニット、ツインズの主演に加え、ジャッキーが息子ジェイシー・チャンも出演する時代アクション『花都大戦(はなのみやこたいせん) ツインズ・エフェクトII』。

 ストーリー的には『ツインズ・エフェクト』と繋がりはなく、あくまでツインズというユニットを軸にし、スタッフも一部重複している、というに過ぎない。それ故に、感想をご覧いただければ解るとおり、初見での私の印象はあんまり芳しいものではなかった。

 ただ、この時期の香港の“売れる”要素を凝縮し、往年の破天荒な、そして生気に満ちた作りを再現し、きちんと成績を上げた、という意味では価値がある。また、香港映画とハリウッドとの架け橋の役を果たしたコーリー・ユンが、ジャッキー・チェンドニー・イェンという、香港アクション映画を代表するふたりの対決を演出した作品、という意味においてはやっぱり観ておいていい作品だとは思います。純粋に、物語としての面白さを求めるなら、さすがに粗すぎて微妙、という評価は覆せませんけど。

 次号はジャッキー・チェンが長年の構想を若い監督に委ねて実現させた2010年製作の佳作『ラスト・ソルジャー』。内容的にも私はかなり高く評価してますが、現在に及んでジャッキーが確立しつつある、新しい世代に向けた映画との関わり方をいちばん早く完成させた作品なので、久々に観るのがいまから楽しみ。

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