これこそ待望のステイサム。

　午前中に、約１ヶ月ぶりの内科定期検診に行ってきました。諸々あって担当医を替えてもらって初めてですから、とりあえずは様子見のような展開。ちゃんと細かいところを確認してもらったので、いまのところ問題はなさそう……こっちとしても担当が代わるのはあんまり好ましくないので、今後も問題がないよう願うしかありません。

　夕方から、先週末に同時に封切られた、優先順位の高い作品のひとつを押さえるために、自転車にて豊洲にお出かけしました。移動しているうちにみるみる暗くなっていったあたり、早くも日が短くなったことを実感する。

　何だかんだで４ヶ月ぶりくらいになったユナイテッド・シネマ豊洲にて鑑賞した本日の１本は、ジェイソン・ステイサム主演最新作、機械のように正確無比に仕事をこなした伝説の暗殺者が、死を免れない困難な作戦に挑む『メカニック：ワールドミッション』(Showgate配給)。

　このところ大作が多い一方で、アンサンブルの一員として扱われることが多く、若干物足りなさを禁じ得なかったステイサムですが、その鬱憤を晴らすかのような、彼らしい作品。安定感のあるキャラクターに、それを掘り下げた緻密でインパクトのあるアクションが随所に埋め込まれている。解りにくいかも知れませんが、戦い方にもストーリー展開にもちゃんと仕掛けが施されていて、けっこう憎い仕上がりです。アクション映画に何よりも爽快感を求めるような人の場合、終盤の展開は決してハマらない可能性もありますが、ステイサム作品を意識して追ってきたような人なら久々にスカッとするはず。私は少なくとも大満足だ。

　食事時の前後に豊洲を訪れた場合はだいたい劇場からほど近いところにあるラーメン店で済ませてくるのが恒例です。今回も例に漏れず堪能してきたわけですが、映画の前、現地に到着した直後に食べたため、家に着いたときには小腹が空いて、けっきょく追加で食べることになってしまった……検査の数字は悪くなかったとはいえ。移動でそれなりにカロリーを消費したとはいえ。