冬の北海道の海はヤバい。

 先々週くらいから身体の調子が悪く、映画鑑賞も控えてましたが、そろそろ堪らなくなってきた。そんなわけで、観たかった新作が封切られる今日、朝から出かけてまいりました。

 行き先はTOHOシネマズ上野です。余裕を持って家を出て徒歩にて向かう――つもりだったんですが、いざ出かけようとしたときに飼い猫の粗相を発見してムキーとしてしまって、時間的にちょっと厳しくなったため、電車での移動に切り替え。

 鑑賞したのは、東直己の“ススキノ探偵”シリーズの映画化4年振りとなる第3弾、簡単な失踪者探しのはずが思わぬトラブルに巻き込まれる様を、コミカルだけど渋く描き出した探偵はBARにいる3』(東映配給)

 映画版では初めて、ほぼオリジナルとなる脚本です。とはいえ、ミステリ・ドラマにも多数携わった古沢良太脚本ですから、その点抜かりはない。ちゃんと謎解きの興趣も残しつつ、しかし娯楽映画らしさの横溢した“探偵物語”に昇華している。前作から引き継いだキャラクターやお馴染みの描写もきっちりと織り込んで、シリーズものとしての強度も高くなっている。4年待たされましたが、早くも次を期待したくなる堂々たる出来映えでした。

 帰りこそ歩いていくか、と当初は思ってましたが、今日も体調的には万全とは言い難いようなので、帰りも電車を利用。

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