真鶴にある墓にお参りしてくる、という母にくっついて、私も出かけてきました。
こちらに母方の親戚も住んでいるのですが、今日はお寺だけ訪ね、お墓参りと法事の日取りの話を済ませたらすぐに離脱。
東京から真鶴へ行く場合、どんな電車を利用するにしても、確実に小田原は経由する。ちょうどお昼時なので、小田原で食事をしていくことに。
そこで立ち寄ったのが、“だるま”という店。昨年末くらいに、『バナナマンのせっかくグルメ!』という番組でこのあたりを紹介しており、観ていて「うまそー」と思ったお店のひとつがここでした。
場所は駅から10分ほど。地図を見ながら歩いていくと、次第に観光客の数も減っていく。この感じだとそんなに混雑してないんだろうか――と思いきや、店の前だけけっこうな人だかりが出来ていた。急いでいたなら引き返すくらいの状況でしたが、このあと私はもう帰るだけ、母ももう1箇所、亡くなった友人の墓参があるだけなので、大人しく待つことに。ただ、店内もけっこう大きいようで客の回転は早く、15分くらいで入店出来ました。
番組内で食べていたのは天丼でしたが、せっかくなので、数量限定の天重セットを注文。
……無茶苦茶美味しかった。
香ばしいけど油っこくなく、しっかりタレに浸っているのにくどくなくて、箸が進む。たぶん少し固めに炊いたと思しいお米とのバランスも絶妙です。これまでに食べたなかでもトップと言っていい美味しさ。限定だけあってお高めなんですが、その価値は充分にある。また機会があったら食べに行きたい。いやほんとに美味しかった。
食後、友人の墓参に赴いた母と駅で別れて、私はお土産をぶら下げて先に帰宅。あまりに満足しすぎたのか、それともこのひと月、生活のリズムが変わったがゆえの疲れが急に出てきたのか、帰りの電車の中でずーっと眠気に悩まされ、家に辿り着くと、夢も見ずに眠りこけてしまったのでした。
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