なんだか木曜日も映画を観に行く日、という感じになっております。TOHOシネマズの鑑賞ポイントが貯まっており、しかもちょうど上映時間が短く、普通にチケットを買ってもあんまりシネマイレージが貯まらない作品がひとつあったので、ポイントを使ってチケットを押さえ、朝からお出かけ。
今回も日比谷です……あまりに暑く、自転車だと途中でへばりそうだったので、バイクを使いましたが、安い方の駐車場が空いているのかヒヤヒヤしながらの移動でした。幸いに空きがあったので、時間的にも間に合った。
TOHOシネマズシャンテにて鑑賞した本日の作品は、高校卒業を控えた少女の心情をリアルに、しかし軽快に描き出して、ゴールデン・グローブの作品賞&主演女優賞受賞をはじめ各所で大絶賛された話題作『レディ・バード』(東宝東和配給)。
これは確かにいい。冒頭から突拍子もない行動で観る側の心を鷲掴みにするタイトルロールですが、しかし彼女の悩みやトラブルの数々は、この年頃の女の子には珍しいものではない。変わってはいるけれど決して特別ではない女の子がどんな風に自分を取り巻く環境と向き合っていくか、をユーモアを交えつつテンポよく、しかしとても真摯に描いている。一見娘に冷たいように映る母親との関係と、その先にあるラストシーンの情感に溢れた描写はなかなかグッと来ます。明確に何か解決したわけでもないのに、観終わって不思議と爽快感のあるラストもいい。確かに、評価が高いのも頷ける作品でした。
終わる時間も早いので、出先で食事はせず、まっすぐに帰宅することに。ちなみに駐車場は、やっぱり私が出る前までは、バイクに満車の表示が出ていました……これは完全に、ここが付近の最安値だということが知れ渡ったな……。
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