こんなメールが届きました。
subject : 【重要告知】 同窓会のお知らせ
来る2007年3月4日に、同期全員が集まっての大同窓会を行う運びとなりました!
高校時代の級友同士の交流を復活させるきっかけになればと思います。
つきましては出席及び欠席の連絡をお願いしたい次第です。
日時:2007年3月4日18時00分〜
受付:人数に応じた会場予約を取るので要事前連絡。
会場:未定(学校近くの居酒屋の予定。1月末までに決定の上、参加表明者に連絡します)
会費:2800円
幹事:XXXX、XXXX、XXX
申込締切:1月27日まで
同窓会参加申し込み専用フォームを設置しました。
全項目を「必ず」記入の上、参加申し込みをしてください。
http:// (アドレス)
また、知り合いの同期生がいれば、そちらにも是非転送願います!!!
本メールが重複して届く人もいると思いますが、ご了承ください。
届いたとき一瞬本気で判断に悩みました。何故かというと、幹事のひとりの名前に覚えがあったから。確かに高校時代、似たような名前の同級生がいたのです。
が、それにしてはおかしいのは、私の通っていた学校の風潮として、連絡時には学校名とどんな間柄であったか、何期生であったかなどをきちんと断るはずなので、学校名はおろか何期生かさえ明記されていないのはおかしい。幹事が私の記憶している通りの人物なら、いくら時間が経っていてもその程度の手抜かりをするとは考えがたい。
そもそも連絡用に伝えた記憶のないアドレスに届いていたことからして変だったのですが、確信したのはまったく同文のメールが、別のアドレスにも届いたからです。リスクを承知で記載されていたアドレスをクリックすると、確かに送信フォームが存在し、所在地などを記すようになっていますが、相変わらずどこの学校かは記していない。ソースを見ても余分な仕掛けはないだけに、罠だとしたらなかなか巧妙です。
万に一つ、これが本物だったとしても、疑いを招くような通知をしている時点で言語道断だと判断し、固有名詞とフォームへのアドレスだけ伏せたうえで晒すことにしました。
……にしてもだ、店が決まっていないのに安易に予算を出す幹事がどこにいるというのだ。そして学校付近にあるような居酒屋で、一学年ぜんぶを収容できるようなキャパがあると思うのか。本物だとしたらそこからまず説教する必要がありそうです。
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