レンタルDVD鑑賞日記その189。

 先日鑑賞した『呪篇』の次の巻、さっそく借りてみました。『ほんとにあった!呪いのビデオ』系統のネタ中心ですが、それを女の子に見せて反応を愉しむ、という趣向は本巻でも引き継いでいる。ただ今回は女の子はAKB48鈴木まりや一人、そして怪奇映像が撮影された現場へと赴く、という趣向を用意していた前巻に対し、こちらでは映像の合間に男性が怪談を聞かせる、という形で怖がらせようとしてます。

 ……ただ残念なことに、映像も怪談もみんなネタとしていまいち、かつ女の子の反応も微妙なので、どれもほとんど活きていない。映像の持つ雰囲気は悪くないんですが、肝心のものが確認された瞬間にいまいちになってしまう、という。その瞬間を怖く感じさせる技を心得ている『ほん呪』シリーズが実はけっこう出来がいい、というのを却って証明している気がします――まあ、工夫自体は決して嫌いではないので、このあとも借りてみるつもりです。

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