劇場での映画鑑賞年間100本達成まで残すところ３本、余裕があればすぐさま駆けつける。本日はバイクのガソリン補給も兼ねて、新宿に赴きました。
ギリギリまで作品を決めかねていたのですが、上で『犬神家の一族(1976)』に触れたことで急に観たくなって、実は鑑賞希望一覧には載せていなかった作品、あの岩井俊二監督が尊敬する市川崑監督の半生を映画化した『市川崑物語』(XANADEUX・配給)を鑑賞。しかし予備知識はそれだけだったため、実物を観てたまげました。かなり実験的な手法なのです。そのくせテンポはよく、短い尺とはいえまったく飽きさせないのは見事。市川監督ファンならずとも、映画好きならちょっと試してみて損のない１本です。詳しい感想は、「実は岩井俊二作品初体験。」からどうぞ。
ちなみに観に行ったのは、今月開館したばかりの新宿ガーデンシネマ。ビルの４階と５階を使用しています。出来たてだけあって小綺麗なのはいいとして、４階にしかチケットカウンターとコンセッションがないのに、５階との行き来がエレベーターと閉鎖された非常階段しかないのはどうだろう。通って大丈夫、と言われたので気にせず非常階段を抜けましたが、５階のほうにも自動販売機ぐらい設けて欲しいところです。でも、さすがに新設館だけあって座り心地や観心地は素晴らしかった。
観賞後、紀伊國屋書店まで足を伸ばして本を探すも、いちばん欲しかったものはなし。もう発売してるんじゃないのか?!
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