除霊中の真砂子が階段から突き落とされる、という事故が発生する。更に校内に蔓延する、笠井という少女の呪いである、という説に綾子までもが撤退を訴えるが、だからこそここで食い止めなければならない、とナルは調査の続行を宣言する。ひとがたの捜索をさせる一方で、ナルは既にひとがたが発見された場所・人物の共通点を追求していく……
前半はまたしても動きに乏しい、しかしごく正統派のオカルト・スリラーの道行きを辿っていて良し。後半では、しばし忘れそうになる麻衣のナルに対する恋心をうまく話に織り込みながら山場を盛り上げていて、ストーリー上は緊張しつつ、しかし出来の点では安心して観ていられます。今回は作画の質も高レベルで安定してました。……原画にうるし原智志とあってちょっと吃驚した。
これまでの2シリーズは3回構成でしたが、本編はその壁を越えて4回目に突入。原作を覚えていないだけにどこに転がるか解らず、本当に純粋に楽しんでます。ま、予測はつくんですが。
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