もう犠牲者を出さない、と誓いながら、斗貴子を救うために蝶野を倒さなければならなかったことにカズキは思い悩む。だがそんな彼に練金の戦士を束ねる戦士長・キャプテンブラボーは、自らの行為を偽善と疑うのなら、斗貴子と同様に戦士となることを勧める。同じころ、カズキが手にかけた蝶野は、練金の戦士たちが追う組織LXEによって復活させられていた――
原作を読んだのがだいぶ前なので、LXEにこういう背景があったのかよく覚えてません。原作通りだとしたら覚えてなくてすまん。脚色だったらもう惜しみなく賞賛を送ります。これは巧い。ちゃんとストーリーが1本に繋がるやん!
今回は後半までバトルがなかったのですが、その分動きの少ない1枚1枚に力を注げたのか作画の質がかなり高め、そのままでクライマックスも見応えがありました――きっとブラボーのシルバースキンは使い廻す意図があるからこそ精度が高かったんでしょうけど、いいのそれでも。
原作でも果てしなく不幸な扱いを受けるファーストフード店が、名前をだいぶ変えられたようですがちゃんと登場していました*1し、あれだけ激しいバトルの合間にも見事なタイミングでギャグを差し挟む呼吸も相変わらず。いいなあテンション落ちなくて。
……ところで、斗貴子さんに罵倒を希望した奴、本当に豚でしたね。いやたぶん原作者か? と思ったらちゃんとEDに“和月野ブヒ朗 和月伸宏”ってクレジットしてありました。気持ちは解る。
*1:ドラマCD第2巻にも登場。最初の被害者になる店員の女の子も同じ声優が演じてました。
コメント
原作でもきちんとお金払ってましたっけ?>ハンバーガー店に
それも覚えてません。なんとなく、コマの端とか枠あたりにちょろっと書いてあったような気がします。それすらちゃんとネタにした点もまたブラボーですアニメ版。