赤道斎と復活した大妖孤は、街中で激闘を繰り広げる。ふたりを止めるため啓太とようこは奔走するが、驚異的な力の持ち主同士の戦いに介入する術さえない。薫とそのいぬかみたちも行動に出るが、薫となでしこには啓太にもいぬかみたちにも隠していることがあった……
……作画も演出もぐだぐだだなあ。一大スペクタクルになるはずなのに、終始緊張感を欠いたままでした。張り詰めていればこそ活きるギャグもことごとく不発です。あれではずっと居続けた河童が可哀想すぎるだろ。
何せ本来の見せ場であるアクションが完璧にこけているので、話としても見せ場のないまま終了。次回で薫の謎の行動に隠されていた事実が明かされるようですが――そもそも薫の設定にはそぐわしくない計画の杜撰さの理由が私には気になって仕方ないんですが。そこまでちゃんと計算ずくで書かれていた脚本なのか、そっちのほうに興味津々だったり。
コメント
計画が杜撰〜というのは脚本以前に原作の問題ではないかという気が……。 ところで全然関係ないですが、深川さんって『サスペリア』は見てませんでしたっけ? なんとなく映画の項を流し読みしていたら、あれだけ抜けていたんですが。
原作は未だ未購入なのでその辺は判断材料にしませんでした。万一原作が杜撰だったとしても、アニメのシリーズ構成の段階で調整は可能だったはずですから、やっぱりアニメスタッフの失策とも言えるわけですし。まあ、何にしても最後まで観てから判断します。
ちなみに『サスペリア』はちゃんと観てます。ただ感想を書くタイミングを逸していただけです。他のアルジェント作品もだいたい手持ちのものは観ているのですが、ほとんど感想が書けないままでおります。今やれと言われてもぜってー無理。
原作から少しでも話を外すと、原作読者がうるさいんですよ(´ー`) ところで、やっぱり『サスペリア』は見てましたよね。以前に何かで聞いた覚えがあったので、あれと思ったんですが。