本日の見出し＆お買い物

　メインのダン・シーゲルは私の聴いているあたりとはやや違う範囲で活動しているため聴いたことはなかったのですが、店頭でジャケットにやたらと目が惹かれて、ちょうど試聴できたので聴いてみたら中身もかなり好みだったためにほぼ衝動買い。が、リンクを作成するためにiTunesで検索してみたら、ぜんっぜん違うジャケットを使用していて吃驚。日本オリジナルかこれ。うわ、なんかそこはかとなくむかつく。

　しかしアルバムとしては本当にいい感じです。まだ全部は聴いておりませんが、Geffen初期のメセニーにスムース・ジャズの雰囲気を混ぜたような、ストイックさと爽やかさの溶けあう演奏がいい緊張感と心地よさとを等しく生み出しています。引用したタイトル曲にしても、期待とは逆に短調で作られているのですが、不穏さのなかに不思議な拡がりがある。これはなかなか良いお買物かも。