『ケータイ刑事 銭形泪』#1 かるたクイーン殺人事件

 本当に引き続き、ケータイ刑事シリーズ第3作の再放送も鑑賞してみました。

 今回優勝すれば史上初の十連覇となるかるたクイーン・荻野姫子のもとに殺人を仄めかした脅迫状が届いた。競技に参加するも惜しくも三位止まりだった銭形家次女・泪(黒川芽以)と姫子のファンを自称する五代刑事(山下真司)が居合わせるも、犯行を防ぐことが出来ず姫子は殺害されてしまう。いったいこの犯人の用いた手口とは……?

 由緒ある大会にしては感覚的な規模が小さい、のは低予算だろうから仕方ないとしても、もーちょっと雰囲気ぐらい出してくれないものか。そのチープさがこのシリーズの特徴でもあるのですけど。

 トリックのほうは、着想といえば着想なのですが、さすがにちょっと強引です。あれじゃ予測しないところで被害が出てしまい、思惑通りの不可能状況に結びつかないのでは、と思うのですけど。

 まあ、そうした舞台・トリックの安っぽさに、ヒロインと相棒である五代刑事との初々しい駆け引きなど、基本的な味わいは舞からそのまま引き継いでいて、違和感なく楽しめます。あんまし固いことを考えずに見続けるとしましょ。……結局そうなるんだ。

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