『ケータイ刑事 銭形舞』#09 最強の心理学者vs銭形舞

 8回目は録画失敗、そして先週火曜深夜放送のこれを今更鑑賞。遅いぜ俺!

 女子大学にて梨田教授が殺害された。教え子が吊された屍体を発見、悲鳴を上げた直後に、たまたま大学に居合わせた銭形舞(堀北真希)らが駆けつけるが、現場に遺体はなく、発見されたのは校舎の隙間の細い路地。舞は古糸教授(大河内浩)が犯人と推測するが、古糸教授は学生が悲鳴を上げた直後に現場に現れて以来、ずっと舞たちと行動を共にしており、屍体を移動させる時間がない……

 ちょっと凝った屍体移動トリックが用いられております。犯人側の設定を採り入れた仕掛けはなかなかいい……のですが、これは恐らく屍体兆候をもっと丁寧に調べれば発覚してしまうので、やっぱり踏み込みが足りない。だいいち、計画のなかで偶然に依存する部分が大きく、いちおうは巧くいったこと自体が奇跡だと思われるのですが。

 仕掛けが凝っていたぶん、ギャグに割く時間が減ってしまい、折角の五代刑事(山下真司)女子大潜入の経緯にあんまり触れられていませんし、柴田(金剛地武志)のキャラも活かせず仕舞い。堀北真希の可愛さも発揮しきれず、全般に物足りない回でした。

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