本日は、色々と目的が重なっていたので、迷うことなく六本木へお出かけ……昨日くらいから異様に身体が疲れていたので、慣れている道のりがだいぶ堪えましたが、まあ映画館に着けば2時間はただ座ってるだけだし問題ない!
訪れたのは、遂に閉館まで1ヶ月を切ったシネマート六本木。企画上映が多く、今回観に行ったものが、新作としては最後の封切り作品となるそうです。だから、というわけでなく、ドニー・イェン兄貴の新作だから観に来たわけですが。チョウ・ユンファにアーロン・クォック共演、という豪華キャストで、西遊記に至るまでの出来事を描いたファンタジー・アクション大作『モンキー・マジック 孫悟空誕生』(TWIN配給)。
……前述した通り、身体がだいぶ疲れていた、という事実はある。しかし、それにしても、アクション映画でこんなに眠くなるのはちょっとあんまり記憶がない。大作感は強烈ながら、ストーリーの構成が拙くて興味が続かないのです。そのうえ、全篇でCGを用いて異世界を表現しているんですが、ぶっちゃけクオリティがいまひとつ。ハリウッド大作どころか、日本の山崎貴監督作品とかのほうがこのあたりはよっぽど練れている。本来3D上映を考慮した作りであり、たぶん日本での上映素材がだいぶ貧弱なものであることを割り引いてもレベルが低いのです。このレベルなのに、エンドロールでああもたくさんの視覚効果スタッフの名前が連なっているのにイライラしてしまうほどでした。美しい絵は随所にありますし、完璧に猿になっているドニー・イェンはあっぱれではあるんですが、どーにも不満の多い仕上がりでした。チープな作品として楽しむには、あまりに大作感が強すぎるのがな〜。
と、グチグチ言いつつも、観たかった作品なので、納得して劇場をあとにすると、いつものごとくうどん屋にて昼食。
続いて向かったのは六本木ヒルズ。ここで本日からVAIO cafeという店が期間限定で出店していて、間もなくリリースされる最新機種VAIO Z Canvasが体験出来る、と聞いたので、触れに来たのです。
……が、どうやらこの店、基本的には常設しているカフェのまんまで、飲食が前提となっているような雰囲気。確かめてはいませんが、マシンだけちょっと触らせてもらえないでしょーか、と訊ねるのも悪い雰囲気だったので、ここに入るのは断念しました。
新機種を触りたい、というだけなら、実はソニーストアにも展示されている。なので、帰りに急遽、有楽町にあるソニービルに赴き、実機に触れてきました。
最近は遠ざかってますが、パソコンでお絵かきの環境を整えたい、とずーっと考えていた私には、実はこのVAIO Z Canvasは理想に近いのでは、と思っていた仕様なのです。実際に触れてみると、タブレットとして扱うには本体がちょっと重いのが気になるものの、デスクの上に置いて作業がしやすいようにデザインされたスタンドや、スタイラスペンの描き心地の良さなど、やっぱり非常に理想に近い。最近、出先で作業するためにいちいちノートパソコンのアップデートをするのが億劫になっており、スペックの高いノートをメインにしてしまう、ということをずっと考えているので、その意味でもこの新機種は理想なんですが……如何せん、値は張るのです。
展示機に触れていたちょうどそのときに、震度4の地震があったのですが、一瞬ペンを戻しただけで、揺れが収まったあとは何事もなかったかのようにあれこれ試して悩んでました。
ひととおり眺めたあと帰宅、仮眠を取ったんですが……未だに身体がだるいです。ちょっと休みたいところですが、そろそろ作業を進めねばならないので、あんまりいつまでも寝ていられない。今夜頑張って、明日少し気を抜けるようにするかー……。
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