レンタルDVD鑑賞日記その403。

 別シリーズ2作の作りがまったく一緒だったために私の中で評価ガタ落ちになっていたメーカーの、更に別のシリーズを、不安を覚えつつも借りてみました。怪奇動画のジャンルでは一定の実績のあるミリオン出版が関わっているようだし。

 あんまり期待していなかったせいもあるのでしょう、手応えは思いのほか悪くない。フレーズの選択にちょっと疑問はあれど、ナレーションの雰囲気はなかなかですし、採り上げた映像も幾つか首を傾げるポイントはあるもののなかなかインパクトがある。途中で入るコメンタリーの担当者が若干うさん臭くて信憑性を落としているのは残念ですが、こういう裏方の語りで映像に説得力を添えようとする試みは間違ってない。

 色々と引っかかるところはあるものの、もう1本くらいは観てもいいかな、という出来でした。……あんまり高望みしすぎると観るものがなくなるから。事実、選り好みしてたらだいぶチェックするシリーズ減っちゃったし。

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