レンタルDVD鑑賞日記その207。

 月額レンタルで届いたのでさっそく鑑賞……したのですが、んー? という出来。

 基本、『ほんとにあった!呪いのビデオ』と同様のスタイルながら、アイドルや若手女優に怪奇映像を見せ、怪談を聴かせたりして怖がっている様も一緒に楽しむ、という形で独自性を保つのかと思いきや、この巻ではその趣向がなくなり、ひたすら怪奇映像ばかり並んでいる。では映像のクオリティが高いのかというと……正直、胡散臭いものばかりで、絵的には怖くても鼻白みます。

 特に酷いのは最後のミニドラマ。要するにここだけは体験談を再現している、という体裁なのですが、再現ドラマなのに撮影環境は悪く音声はろくに聞き取れず演技も下手、体験談をもとにしているわりには、いったい誰の視点で描かれているかも不明瞭で、そもそも本当に実際の体験をもとにしているのかさえ疑わしくしている。

 もともと映像の内容はそんなにいいわけではなかったのを、趣向を凝らして鑑賞に耐えうるものにしている努力を買っていたから鑑賞していたのですが……ここらが潮時かも。しかし、間もなくリリースされるらしい、“女子会”と銘打った番外編ぐらいまでは付き合ってみます。その周辺で、新しい工夫が見られなければ、たぶん私はお別れです。

コメント

  1. ホラーキノール より:

    確かに怪しい映像も多いけど、フェイクでなく下手な素人投稿を採用してるからでは?

    自分は、呪いの心霊映像、削除された禁断動画というDVDのほうを切りました。ほん呪も呪心もヤラセ発覚したし

    といいながら、レンタル代なんて300円なんで、どのDVDもまた見るような気がします

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