今月初の映画鑑賞。

 多忙と諸般事情のために、今月はずーっと劇場に行くことが出来ず、もうがんがんがんがんストレスが溜まっておりました。遅れ気味になっていた作業にようやく目処がついたことだし、そもそも本日観るつもりの作品は非常に楽しみにしていたので、諸般事情を片付けたその足で日比谷まで赴いてきました。……実は銀座・日比谷地区では今年初めての鑑賞です。

 映画館はTOHOシネマズスカラ座、作品はデニス・ルヘインの異色長編小説を、マーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演の名コンビで映像化したシャッター アイランド』(Paramount Japan・配給)

 オチが解っているので、序盤からどこまで忠実に作っているのか、どーいうふうに伏線を張っているのか、に注意して鑑賞してましたが、その意味では文句なし。たぶん何を知らなくても違和感を抱くような、細やかな仕掛けが随所に設けてあります。ただ、中盤以降は少し退屈。このあたりも原作を踏襲して、映像的にアレンジしているのは好感が持てますが、ネタを知っているといまいち乗れないのです。しかし主演のディカプリオは無論、それぞれに存在感を発揮できる役者が揃っているので、芝居に見応えがありますし、部分的に行きすぎの感はありますが、CGも駆使した映像は美麗。非常に手の込んだ、良質なサスペンスだと思います。ただ、2回、3回と観る場合は、間隔を置かないと退屈かも。

 鑑賞後、ちょっとだけ遠まわりして、ビックカメラ有楽町店別館の近くにあるこいつを撮影してから帰宅。

おとーさーん。

 なお、だいぶ長いこと映画感想をサボっておりますが、懸案が一段落する来週あたりからぼちぼち再開します。基本、劇場で鑑賞したものをなるべく優先するつもりなので、『シャッター アイランド』の感想は来週半ばぐらいに何とか。書き上がれば、何とか。

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