2ヶ月近くに及んだ映画館の営業自粛も、今月いっぱいで終了、明日あたりから陸続と営業再開になります。自宅にて、配信サイトを活用して何本も映画を観る、というのも悪くはない気はしてきましたが、やっぱり私は映画館の座席に着いて、集中して観るのが好きなのです。発表されたスケジュールを確認し、早速予定を組み始めております。
しかしそれはつまり、またぞろNetflixやAmazon Prime Videoを利用する機会が減る、ということでもある……観てもいいけど、感想を書くのが大変なので、やはり適度に抑えねばならない。
というわけで本日は、2ヶ月に及んだ自宅メインでの映画鑑賞を締めくくることに。前作を観終えたときから「締めくくりはこの続篇にしたる!」と心を決めていた作品を、朝から……は、自宅のレコーダーの整理に忙殺されて手が回らなかったので、夕方から、食事などを挟みつつ鑑賞。
作品は、前作にて殺される誕生日の繰り返しから辛うじて脱出したはずのヒロインが、今度は更に厄介な時空の罠に巻き込まれていく『ハッピー・デス・デイ2U』(東宝東和初公開時配給)。
前作もサイコーでしたが、これもまたサイコーです。序盤、実にスムーズに前作に絡めていくところでまず嬉しくなりましたが、そのまんま前作のパターンを繰り返すのではなく、更に厄介な事態を用意しているのが素晴らしい。しかも、今度もある理由から繰り返しを余儀なくされるわけですが、その際の行動が前作にも増して楽しい。このくだり、私はずーっと笑いっぱなしでした。今回はSF的な要素も絡んで複雑さを増しつつも、サスペンスとしての盛り上げもしっかり押さえていて、相変わらず退屈するところがない。
惜しむらくは、前作で恐怖の象徴として見事に機能していたマスクが、今回は終盤であんまり存在感を発揮できなかった点ですが、これだけ楽しいともはやどうでもいい。第2作も見事な爽快っぷりでした。またぞろ第3作への含みも持たせてますが……個人的にはさすがにもうやめといた方がいいと思う。いや、作っちゃうなら観ますけど。
ちなみに、自粛明け最初の映画は、ちょっと意外なものになりそうです。やりたいことは映画館詣でだけではなく、そっちの願望も観たそうと思うと、まったく想定してなかった作品が浮上してきたのです。
作品自体は別のものに変わるかも知れませんが、何にせよ間もなく映画館通い再開です。わくわく。
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[…] 原題:“Happy Death Day 2U” / 監督&脚本:クリストファー・ランドン / […]