2日連続で、夕方からの映画館詣でです。ちゃんと午後の用事を済ませたあと、いったん自宅に戻り、休憩してからふたたび出立。悩みましたが、きょうはバイクで行くことにしました――やっぱし電車より気は楽なのよ。駐車場が空いてないと大変なところでしたが、最初に訪れた最安値の駐車場が、表示では満車になっていたものの、ダメもとで入ってみたら一カ所だけ空いてたので、これ幸いと突っこんできました。お陰で、時間的余裕がありすぎて持て余すほどでした。
劇場はTOHOシネマズ日比谷……正直、映画館として面白みがなさすぎて、最近来る気をなくしてます。基本タイタンシネマライブでしか来ない気がします。売りだったIMAXも都内での数をだいぶ増やしたし、レーザーで投影する技術が導入された後継版もいくつか出てきて既に後れを取ってるし。
それはともかく本篇。オープニング前の動画は、10月より全国公開となる映画『実りゆく』のPR。架空の作品の予告篇で競うコンテストに、タイタンのマネージャーが所属芸人・まんじゅう大帝国の竹内一希を主演にした作品を応募して特別賞を受賞、それを本格的に長篇に仕立てた作品なのです。脇を本職の俳優が固める一方、タイタン所属の芸人も随所に顔を出しているそうで、このあいだから熱心にPRしている。もちろん私はちゃんと観に行く。
中継に入って、まず登場したのは、実は個人的に今日のお目当てだったゆりありく。先代の猿・りくは亡くなりましたが、本日遂に2代目りくとともにタイタンライブ復活です。ゆりありくとしての活動をしていないあいだも、日光さる軍団で芸を磨いていただけあって、久々のコンビでもきちんと仕上がってる。2代目りくは若いだけあってアクションもかなり機敏で、今後が楽しみです。
シティホテル3号室を挟んで、最初のゲスト・キャイ~ンが登壇……ゲストにしては早いのはスケジュールの都合だろうか。さらっと田中裕二お休みの件をいじりつつ、安定したネタで笑いを演出してくれます。
その後、脳みそ夫、キュウ、ダニエルズ、ウエストランド、日本エレキテル連合とタイタン勢が続いたあと、ゲスト……というか準レギュラーのはパックンマックン。最近はコメンテーターや『YOUは何しに日本へ?』のナレーションとしても活躍しているパックンが、テレビではあんまし見せない毒を吐いてて楽しいかった。
主演映画も控えているまんじゅう大帝国がタイタン若手勢のトリとして登壇したあと、通常なら大トリ前に登壇するBOOMER&プリンプリン。先日、長瀬智也が来年での脱退を表明したTOKIOに扮した、いつか観たようなネタ……だと思ったら、終盤でまさかの展開になった。
山口達也役で、爆笑問題・太田光が現れた。
いや、まさか、とは思ってましたが、予想はしていた。先日のラジオでリスナーに予想され「あいつらのネタなら簡単に入れる」と言っていたので、単独で漫談をやるような展開よりはあり得る、とは思っていた。そしてBOOMER&プリンプリンのネタがTOKIOだった時点で、察しもついていた。
しかしやっぱり本当にやると話は違う。途中でうな加藤がたまらず「ちゃんと稽古通りにやれよ!!」と突っ込んでしまったくらいに自由奔放にふざけまくる。正直、BOOMER&プリンプリンのくだりでこんなに笑ったのは初めてだと思う。田中裕二の休養で大変だったでしょうが、これはこれでちょっと儲けものでした。
大トリはもうひとりのゲスト、松村邦洋。多数のものまねと、趣味である歴史の知識を駆使した漫談。しかし、恐らくご本人にとって痛恨だったのは、このライブの準備で一所懸命すぎて、安倍首相の辞任会見を知らずに登壇してしまったことでしょう。このあとのスペシャルエンディングトークで太田に言われてショックを受けていた様子でした。
というわけで、前回に続いてエンディングトークはスペシャルゲストを交えての少人数トーク。田中裕二の代わりにウエストランドがMCを務め、太田と松村が登壇して行われました……ただし、自身の出番でアドリブを飛ばしすぎた太田のせいで、15分くらいしかなく、妙に駆け足になってましたが。
田中さんが新型コロナに感染した、と聞いたときはどうなるかと思いましたが、これはこれで面白かった。幸い、田中さんも症状は軽い様子なので、恐らく2週間ほどで復帰できるだろう、という話も出て、こちらも一安心。次回は万全の態勢で楽しめますように。
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