ここしばらくの感染者数激増に、新型コロナウイルスワクチンの接種対象が医療従事者にまで広げられたばかりですが、私はきょう、早くも４回目を打ってきました――だって私は、高齢者とともにはじめから４回目接種の対象に含まれていた、いわゆる基礎疾患持ちだから。ほぼ毎日の人工透析で、実のところこの20年くらいで最高、と言っていいくらいに元気なんですが、透析が必要であるがゆえに、優先順位が高いのです。実際、いくら元気とは言え、基礎疾患の性質を考えれば、重症化すればあっという間にアウトでしょうから、打っておくに越したことはない。ようやく安定してきたのだから、簡単に倒れるつもりはないのだ。
前回、初めて利用してみて、流れ作業っぷりが著しく心地好かったことと、やや歩きますが、ついでに東京駅のラーメンストリートで昼食を摂っていく、というルートが気に入ってしまったので、今回も東京都の大規模接種会場を利用することにしました。
予約は10時半、20分ほど前に東京駅へ。ここから、直行バスに乗ります。乗り込んだのは私含めて４人……大規模にする意味がなくなりつつある気が。楽だし、今後はまた混み合う可能性ありそうですが。
15分で会場に着くと、あとは流れ作業。ここもこの時間の利用者は前回の半分以下、下手をすると三分の一くらいの印象で、やもすると自分の前に誰もいないため移動に困惑するくらい。途中でエレベーターに乗る場面があるのですが、そこで次の人を待つ時間が生じるほどでした。前回はピストン方式だったのに。
問診などで特に問題が認められなければ、あとはスムーズです。あっという間に接種が済み、待機場所でiPhoneを使いこの行まで一気に書き上げてます。まだ７分ありますが今のところ体調に変化なし。残りは電子書籍でも読んで時間を潰す。
毎度の若干の怠さはあれど、格別な異変は起きないので、予定時間に退出。接種証明も受け取って、無事に完了です。左腕には透析に必要な血管があるので、利き腕である右腕に接種したため、痛みがあまり出ないことを願いつつバスにてふたたび東京駅へと移動……出発まで10分くらい要したのがいちばんしんどかったかも知れない。帰りの乗客はさっきの３倍くらいいたので、妙な罪の意識は感じなかった。
連絡通路で東京駅の反対側まで移動し、予定通りに東京ラーメンストリートで食事を摂ると、帰宅。あとは１日、安静にしているだけ……と思ってたんですが、急遽出かける用事が出来てしまった。まあ、往復30分くらいで済む話ではありましたけど、若干ペースを乱された。
ただいま接種から10時間ばかし経過しました。
接種直後から軽い怠さと穿刺部の痛みはありましたが、それ以外に自覚的な異変はなし。しかし、透析開始前、記録用に行った検温で出た数値は36.9度……お店でギリギリ追い返されない程度の体温。最近の平均体温は36.4度くらいなので、ちょっとだけ発熱している、とも言える。
透析中は、透析液の温度を調整して身体の中から冷やせるので、体温を測る意味があまりない。終わってからもういちど検温して、37度を超えているようなら、前に処方された解熱剤を飲んでおきます……と言っても、これを書いている現時点で、辛い、という感覚は皆無なので、無理に飲まない方がいい気はする。
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