一昨日予告したとおり、本日は『ターミネーター4』(Sony Pictures Entertainment・配給)の先行上映が始まります。22時に、日本全国で一斉に第1回が開映することになっていて、いつも訪れる西新井の劇場のチケットを確保しておきました。
陽気のほうは、予報が一転二転した挙句、結局1日雨に。しょうがない、本当にレインウェア着ていくか、と覚悟を決めていたところ、行きはともかく、帰りは迎えに来てくれると父が言ってくれたので、厚意に甘えることに。
というわけで、心置きなく鑑賞してきました。出来のほうはというと――噂通り、なかなかの仕上がり。ひとつかふたつ、もっと強烈に印象を残す絵を用意するのと、中盤に心を震わすような山場があれば良かった気がしますが、SFアクションとして見事な仕上がりを示してます。本格的に戦争に突入したなかで活躍する“ターミネーター”たちのヴィジュアルは納得のいくものですし、話を運ぶうえできちんと仕掛けを用意したり、世界観を掘り下げるドラマも設けている。このシリーズが運命的に孕んでいるタイム・パラドックス以外にも幾つか引っ掛かる描写はありますが、大きな疵ではないでしょう。間違いなく前作よりはずっと完成度は高いので、前作で「あちゃー」と思った人も試しに劇場に足を運んでみるよろし。少なくとも、アクション・シーンの迫力は劇場で観る価値があります。
……さて、明日はもっと慌ただしいぞ。夜のお出かけまでに感想が用意できるかどうか。
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