本日の見出し

モダン・ジュズ

 月並みですが今日は普通にクリスマス・ソングを引用しとこうと、mp3に取りこんだものから引っ張り出してシャッフルして流していたのですが、結局大定番に落ち着いてしまいました……但し、オリジナルではなく、最近は私にとって愛憎半ばするPONTA BOXのミニ・アルバム『MODERN JUZZ』*1に収録されているカヴァー版。ゲストにSING LIKE TALKING佐藤竹善を招き、彼のスキャットを取りこんで情感たっぷりに演奏している……かと思えば最後に我慢できなくなって演奏を止めてしまう、というお遊びがあるのが妙に微笑ましい。昔はこの部分で村上“ポンタ”秀一が口走っている「何が青山純だばかやろー」という台詞の意味が解らなかったのですが、何のことはない、山下達郎のオリジナルで太鼓を叩いているのがこの方だということに、mp3取り込みを繰り返していた最近になってやっと気づいたり。

 ところで、クリスマス・ソングを選んでいて発見したことがひとつ。――さだまさしは、意外と沢山のクリスマス・ソングを発表している。昨年の紅白で歌い物議を醸したという『遥かなるクリスマス』をはじめ、名曲をバックに太平洋戦争で特攻した兵士たちの“遺書”を読み上げる衝撃作『兵士の手紙ときよしこの夜』、ちょっと変わったシチュエーションを綴る『おむすびクリスマス』、やっぱり別れの歌になっている『ソフィアの鐘』、ずばりの題名であり、ライヴなどで節目に使われるファンにはお馴染みの名曲『聖夜』……歌詞をよくよく検証すると、クリスマスを祝っている曲はなかったりしますが、これだけ何度も採りあげているとは、さすがに私も気づかなんだ。というわけで明日はこのどれかを見出しに引用するつもりなのです。

*1:ミス・スペルにあらず、本当に“モダン・ジュズ”というタイトルなのです。

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