『Mr.&Mrs.スミス』監督:ダグ・リーマン/主演:ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー/配給:東宝東和

 11月後半から失速してますが、それでも週一ペースを保つうちにとうとう今年120本目に達しました映画鑑賞。当初の目標は“煩悩の数”だったから、もうさすがに充分でしょう。

 本日訪れたのは、日比谷スカラ座。春頃からみゆき座の名前を継いだ小さい方のスクリーンでは今年だけでも三回ぐらい観ているのですが、単独でスカラ座となった大きい方のスクリーンで鑑賞するのは実に『ハウルの動く城』以来なのでほぼ一年と一ヶ月ぶり。好きな劇場なのですが、ポイント目当てで通い詰めるようになったVIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズと上映作品が被っているので遠のいていたのです。今日鑑賞する作品も向こうでかかっていたのですが、16日からスカラ座の五周年記念企画としてスピードくじの配布を開始していたので、それを理由にこちらで観ることにした次第。……まあ、当然ながら当たったのは参加賞でしたが。

 作品は、ビッグ・カップル誕生の契機となったことでも話題を振りまいた、ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリー主演、『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン監督によるアクション映画にしてラヴコメディでもあるMr.&Mrs.スミス』(東宝東和・配給)。周囲の方の感想がいずれも好感触だったので心配はしてませんでしたが、なるほど潔いまでの娯楽映画。観ているあいだとことん楽しめて、終ったあとに後腐れなし。実際には色々と犠牲になっている人とかモノとか沢山あるんですが、それを咄嗟に感じさせない配慮も快い。詳しい感想は、「共演してそのままゴールしてうまくいった試しってそんなにないと……」からどうぞ。私はいま何よりもそれがいちばん心配。ふたりとも泰然と構えていそうに見えて、実は色恋沙汰で受けたダメージが地味に作品に出るタイプのようなので、別れるにしても、インディペンデント系列の作品で精気に満ちた演技をいちどくらい披露してからにしてくれんもんだろうか、と願わずにいられない身勝手ないちファンなのでありましたとさ。

 観賞後、行きつけの蕎麦屋まで遥かに足を伸ばそうかとも一瞬思いましたが、自宅を挟んで正反対のほうまで行くにはちょっと時間が遅く、しばらく気を張っていたせいか疲れ気味でもあったので、今日のところはやめにして、自宅近くのファースト・フードで買い込んで帰宅。以降は毎度の如く感想三昧。昼寝してもまだ怠さが抜けないので、今日は作業は抜きにして、『FESTA!!』をかる〜く進めたらさっさと寝ます。ゆえに『FESTA!!』プレイ日記第2回は明日以降です。

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