プログラム切替直後の月曜日は午前十時の映画祭8を観る日、というわけで今週も毎度の如く、TOHOシネマズ日本橋へ。このところバイクの勘を取り戻すべく、なるべく出かけるときはバイクに跨がるようにしていましたが、日本橋までの距離だとさすがにもったいない。加えて、手頃な駐車場所もないので、自転車にて移動です。
今コマの作品は、当時まだ売れない若手だったマット・デイモンとベン・アフレックがふたりして脚本を執筆、映画化に漕ぎつけるや初脚本にしてアカデミー賞に輝き、その後の活躍の礎となった記念すべき作品、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(松竹富士初公開時配給)。
午前十時の映画祭2度目の上映――と思いこんでましたが、初登場でした。別のリヴァイヴァル上映で鑑賞したのだった。シンプルなサクセスストーリーに繋がっていくか、に見せかけて、己の置かれた境遇と如何にして向き合うか、という主題をとことん掘り下げたドラマの奥行きがやっぱりいい。そして2度目なのに改めて、オープニングにて初めてマット・デイモンとベン・アフレックがスクリーンに揃った瞬間、“SCREENPLAY BY MATT DAMON & BEN AFFLECK”と掲げられるくだりに改めてちょっと感動したり。転機が誰の目にも明確な形で刻まれている、ってなんて幸せなことでしょう――このあとベン・アフレックはちょっと辛酸も味わいましたけど。ちなみに、このあいだのアカデミー賞で主演男優賞を獲得したケイシー・アフレックも主人公のバカな友人のひとりとして出演してます。
今日はいまいち調子が良くないので外食はせず、家に帰って取り置きのインスタント食品で簡単に昼食を済ませました。
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