『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』がひとまわり終了したので、時系列的にはこのあとの物語になる1作目『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』を遊んでます。
……でも、こっちから先に遊ぶべきだったかも、といまさらながらちょっと後悔しております。
『うしろに立つ少女』はシナリオの完成度の高さもあってか、のちの移植に際してシステムやグラフィックを作り直しており、かなり洗練されてスムーズに遊べる。しかし『消えた後継者』は初登場のディスクシステム版のまんまらしい。これだけ古いと、往年のコマンド入力タイプのゲームの悪さが完全に残っていて、次の展開に入るための条件が解りづらく、しかもコマンドを選択したときのテキストに変化がないので、同じ文章を延々と読まされる“作業”が続いてしまう。うまく展開し始めるとテンポよく進むのですが、そこまでがしんどい。なまじ『うしろに立つ少女』があまりストレスを感じずに遊べただけに、余計作りの古さに苛立っております。素直に『消えた後継者』から手をつけるべきでした。
……この作品、遊びやすく作り直したら、どれくらいの人が買ってくれるんだろうなー、とか思ってしまった。私なら買うとは思うけど。私も存在を知らなかった現時点でのシリーズ最終作『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』まで含めて、リメイクしてリリース……なんてのは望み薄かなー。
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