約5ヶ月ぶりの豊洲です。

 どうしようかなー、とギリギリまで悩みましたが、これを拾いもらすと後悔しそうな気がしたので、意地で夕方から映画鑑賞へ。

 向かったのは久々のユナイテッド・シネマ豊洲。最近はTOHOシネマズと被りがち、しかも何だかんだで他の劇場を優先してしまっていたので、すっかり足が遠のいていました。実は、映画感想の補助として用いている映画専用のノートはここでしか売っていないのですが、1冊終わってしまったのに立ち寄る機会がなく、ずーっとメモ用紙で代用していました。それが実に、45枚にもわたるほどご無沙汰だった、という……。メモ用紙に残していたのは、新しいノートを購入した際に書き写すためでしたが、正直、この枚数は片付けるだけでかなりの手間になりそうです。ノートだけ買うために来ても良かったんですけどね……。

 何はともあれ、久々の豊洲にて鑑賞したのは、『SAW』『インシディアス』のジェームズ・ワン監督最新作、かの『悪魔の棲む家』のもととなった事件に携わった怪奇現象の研究家が遭遇した実際の事件をベースに描いた、本格派ホラー死霊館』(Warner Bros.配給)。ワン監督の日本公開作はほとんど押さえているはずなので、評価の高いこれを観逃すわけにはいかない。

 期待以上にたいへん正統派の“悪魔祓い”ホラー。実話がベース、というだけあって、道具立てはほぼ定番通りですが、それ故のリアリティを『インシディアス』などで鍛えた表現技術で見事にかたちにしている。今回もあまりグロテスクな描写はなく、虚仮威しも最小限なのに、ジリジリと感染するような怖さが絶品。年明け頃には『インシディアス2』が、そしてそのあとには『ワイルドスピード7』が(どっちも正式な邦題じゃありません悪しからず)控えてますが、すっかり貫禄が身についてきた感があります。

 ……それにしてもこのユナイテッド・シネマ豊洲、調べてみたら今年に入って鑑賞したホラー映画の名品はぜんぶここで観ていることに気づきました。私にとってはジェイソン・ステイサムを観るための劇場なんですが、ホラーも加わってきた……?

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