TOHOシネマズのフリーパス、有効期限は28日。どのみちGW中は様々な事情で映画館まで足を運べない、出来たとしてもあんまりそのつもりはないので、この4日間のうちに可能な限り心残りを無くしておく所存です。
というわけで本日は夕方からお出かけ。向かったのはTOHOシネマズ六本木ヒルズ、鑑賞したのは、『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督×ジェームズ・フランコ主演のコンビが、著名なファンタジーの前日譚に挑んだ『オズ はじまりの戦い(3D・字幕)』(Walt Disney Studios Japan配給)。
いちおうヒットはしていますがほとんど評判が私の耳に届かないので、とりあえずサム・ライミ監督だから観ておくか、程度のつもりで、昨日と同様、終映間際に駆け込みで観たのですが……予想外にいい作品でした。ファンタジーだけど決して御都合主義に逃げていない。オリジナルの要素を尊重しながら、独自の冒険物語としてよく育てられています。3D効果を計算した、幻想的な映像も良質ですし、深刻になりすぎず、ほどよくユーモアを利かせた会話も秀逸。しかし私はこの作品、プロローグである現実世界から、オズの世界へ移るくだりに痺れて、その瞬間に「もう大丈夫だ」と確信しました。最近観た、子供も対象にしたファンタジー作品ではトップレベルの出来だと思います。
今日はとりあえずこれ1本だけ。明日、明後日は最低でも2本は観る予定――そうせざるを得ないのだ。だって、優先したい作品がこの2日で3本公開されるんだもの! 既にイベント上映のチケットは押さえてあるし、どうしろって言うのよ?! ちなみに明日は4本立てのスケジュールも組んでありますけど、さすがに消耗しそうなので実行に移すか悩んでます。
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