本日感想をアップした『大酔侠』がジャッキー目当てでは物足りないことこの上なかったので、すぐに借りてきた別作品――ほんとうはもうしばらく先送りにしたかった、20世紀最後の大傑作。記憶を失った特殊工作員の奮闘を描いた、ジャッキー王道のアクションです。
大成龍祭のイベントにてしばしばスクール・オブ・ジャッキーのお二方が名作として掲げていたので期待してましたが、なるほどこれは名品。最盛期の緻密に構成されたアクションと、ストーリーとしての面白さが完璧に融合している。かなり壮絶な諜報戦を背景にしながらも、ジャッキー自身は不殺を貫き、ユーモアも絡めた戦いを見せているのも爽快。大満足でした。
*1:現在はWarner Home Videoよりリリース。
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