予知班らがもたらしたグリシャム大佐がダムで亡命先の人間と接触する、という情報をもとに、日米合同の追跡班は網を張ることに。問題は薫とメアリーとの反目であったが、思わぬことがきっかけで決着し、いよいよ一同は本格的な総力戦に……
……あれ? こんなに緩い話だったっけ? と思いつつ、まあ別にそれはそれで構わないのですけれど、やっぱりグリシャム大佐の最終兵器である“いい話”がいまいち効果を上げていないのが気になります。声はいいんだから、見せ方に配慮しないとギャグとしても本気としても説得力に欠きます。
作画のクオリティは基本的に保っているのがこのシリーズの美点だったんですが、しかし今回、エピローグ部分のカラオケにおける絵はいただけませんでした。上半身固定で部分的に動いているだけ、というのが気持ち悪くて仕方なかった……
というわけで、続き物だったわりにはどうも物足りない仕上がりでした。
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