シネカノン有楽町2丁目初訪問。

 依然として大変な状況ではありますが映画だけは以下だいたいいつもの週末と同じ。

 昼頃から雪になる、という予報があったのと、あとの買い物で駐輪場が見つからないという事態を避けるべく、本日ははじめから電車での移動を前提に鑑賞候補を挙げて、朝に最終的に1本に絞ってからお出かけ。結果として、初めてシネカノン有楽町2丁目に赴くこととなりました。

 この劇場は有楽町駅近辺の再開発で生まれた、マルイを中心とする有楽町イトシアのテナントのひとつとして昨年オープンしたものです。駅を挟んで反対側にあるビックカメラにあったシネカノン有楽町は“シネカノン有楽町1丁目”と改称して継続しております。

 そもそもイトシアを訪れるのが初めてなので、どこから入るのかしばし悩みましたが、とりあえず別館であるプラザのほうにあるのは解ったので、脇にあるエレベーターを利用して移動。入ってみると、通路はちょっと手狭ですが内装はおされでなかなか雰囲気はいい。この立地で2スクリーンという構成もなかなか理想的です。ただ、片方はなんか凄いスケジュールの組み方しているっぽいが。『イブのすべて』を連続上映してませんか貴方。しかも

 鑑賞したのは、今年のアカデミー賞で監督賞をはじめ4部門で候補に挙がっている話題作、元『ELLE』編集長で、病により全身麻痺となりながら唯一動く左瞼だけで意思疎通を図り1冊の本を書き上げた人物の実話に基づくドラマ潜水服は蝶の夢を見る』(Asmik Ace・配給)。もともと主役を依頼されていたというジョニー・デップ含め絶賛している人多数だったので期待していましたが、ほんとーにいい映画でした。実験性と映画本来の画面作りと構成の面白さに、奥行きのある主題を丁寧に描き、かといって結論を押しつけない品格。見応えのあるいい作品でした。

 ……しかし、忙しさにかまけて映画感想が山積みになりつつあります。仕事も遅れがちですが、こっちも早く片付けたいなー。最近はmixiでアップしている簡単なものを下敷きに練り直しているので、そんなに時間がかからないはずなんですが……書き始めるとそれでも意外とかかるので、なかなか手が出せないのである。

 それはさておき、鑑賞後は近くのうどん屋で昼食を摂り、それから秋葉原へ。2箇所ぐらい廻らないと駄目かも、と思っていたのですが、とりあえず1箇所で済みました。買い物のあとはさっさと帰宅。

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