フリーパスの期間は残すところ4日。ラストスパートとばかり、今日も映画を観に行くのです。
当初、今日観る作品は決めてありました。が、ギリギリになって、けっこう楽しみにしている特番が今夜19時からあることを知り、出来るだけリアルタイムで鑑賞出来るよう、スケジュールを再確認して、予定とは違う作品を選ぶことに。陽気はいいので、自転車にて有楽町はTOHOシネマズ日劇へ。
鑑賞したのは、紫式部が『源氏物語』を執筆したのには、彼女の秘めたる想いがあった、という発想に基づき、物語の世界と現実とを絡めながら綴る『源氏物語 千年の謎』(東宝配給)。
製作発表の報道を見たときは、現実と虚構が絡み安倍晴明まで登場する、という設定にイヤな予感を覚えたものの、平安時代を舞台にした作品が観てみたかったので、リストに加えてあったのです。フリーパスだし、ハズレでもまあいいか、程度の感覚だったのですが――思いの外よかった。現実と虚構の織り交ぜ方が想像よりも自然で、どちらも配役が絶妙。衣裳や振る舞いなど、私の知る限りかなりきっちりと考証されているので、その点でも心地好い。そもそもの出だしに若干気になる部分はあれど、基本的には文句はありません。これはちょっと特をした気分。
そろそろ感想が溜まってきていることも考慮して、本日はハシゴせず。っていうか、とりあえず明日・明後日も観るつもりではいますが、あとが大変なのでハシゴはしません。
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