初回だというのに本来の時間帯から一時間も遅れて放送するってどういうことやねん、と思いつつちゃんとリアルタイムで鑑賞する。
以下、ちょこっとだけ原作初期のネタバレを含むので、切り分けます。
……うーん、Aパートまでは結構いい手応えだったんですが、CMあとでと香の回想が絡んでくるあたりから耐え難くなってきました。なんか絵柄が、素人が必死に真似たアメコミみたいな感じでやたらとぎこちない。これは原作も同じではありますがやたらとナレーションで説明しすぎているのも鬱陶しいし、演出の呼吸も無理矢理尺に収めようとするあまり間の配分が無茶苦茶になっている。
懸念していた声優陣は、とりあえず及第点といったところ。グラス・ハート役が公開オーディションで選ばれたようですが、結局声優経験はなくとも俳優出身のかたになっていて、まだこなれてはいませんが、そのアンバランスさが14歳にして50人もの命を奪った幼い暗殺者というキャラクターには結構馴染んでいると思います。今後、まだ日本語に慣れていないという原作初期の設定をどう表現していくかがポイントかも。旧『シティーハンター』キャストの声の艶の衰えは予測していたことなので、さほどショックは受けませんでした。というより、『エンジェル・ハート』序盤の空気と『シティーハンター』のそれとが基本的に異なるので、違和感を覚えるのは寧ろ当然という気もする。と香があんなに甘酸っぱい会話しているのも変だし、冴子の位置づけも微妙だしー。
ともあれ、第一回だけではまだ何とも言えない印象ゆえ、第二回も引き続き見ます。本当に面白くなるのはグラス・ハートが香瑩の名をもらってと共にシティーハンターになるあたりからなんですが……このペースだと、ギリギリ香瑩の名前を与えられるところまでやるぐらいかなー。
なお、「りょう」は外字のようなので、万一を考えて画像で表示してあります。見にくいですが勘弁してください。「しゃんいん」の「いん」も危ない気はするんですが。
コメント
AHは単行本1巻目しか読んでなかったのに。ネタ割れされたよヽ(`Д´)ノウワァァン!!
あああ失礼しました、原作ではほとんど大前提と化していたのでネタバレだという意識が思いっ切り失せてました。とりあえず被害の拡大を防ぐために「続きを読む」記法で三行目以降は伏せましたが……手遅れかも。本当に申し訳ない。
ウワァァンAAを使うくらいなので当方のダメージは軽微なのでご安心を。しかし、AHがそんな展開になっていたとは知りませんでした。