本日のお買い物

  1. 犬威赤彦MURDER PRINCESS(1)』 [bk1amazon]
  2. あかほりさとる・原作/桂遊生丸・作画/犬上すくね・キャラクター原案『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜(2)』(1と2、電撃コミックス/Media Works) [bk1amazon]
  3. 大井昌和風華のいる風景(2)』(MANGA TIME KR COMICS/芳文社) [bk1amazon]
  4. 萩尾望都バルバラ異界(4)』(flowers comics/小学館) [bk1amazon]
  5. サマリア』(Happinet Pictures/DVD Video) [amazon]
  6. ハービー・ハンコックポシビリティーズ』(WARNER MUSIC JAPAN) [amazon]
  7. 槇原敬之『Listen To The Music 2』(東芝EMI/6と7、CD) [amazon]

 1は漫画版『こみっくパーティー』の著者の新シリーズ。ありがちな入れ替わりテーマとアクション・ファンタジーを絡めて一風変わったテイストに仕立ててます。なんかこないだ購入した『屍姫』に似た匂いも感じるのですが、別に気にすることもないか。2は早速とアニメ化が決まってしまった変態ラヴコメディ第二巻。もうちょっと話を貯めてからのほうが良かったのでは、と思うんですが……まあ、あかほりさとるだし。

 3と4はいずれも完結。早速読み終えた3は、第一巻が本当にタイトルロールである風華が遠景にいたりほんのちょっと袖をすり合わせただけの人物の悲喜こもごもを描くという特殊な趣向を用いていましたが、第二巻では次第に風華本人に接近し、最後に彼女が締めくくる、という予測通りとはいえ実に見事な筋運びをしてます。全体での焦点がぼけてしまった感は否めませんが、なかなか面白かった。『あいこでしょ!』もそうでしたが、ラストで主人公を老いさせ外見を変えてしまうのに躊躇がないのが、最近の漫画家としては特異という気がします。4は、これから読むので何とも言えませんが――あれだけ拡散した話に収拾をつけられるんだろうか。たぶんやってしまうのでしょうけど。

 5は今年上半期の個人的ベスト5ぐらいには確実に入れてしまうであろう、キム・ギドク監督最新作待望のDVD化。観たあとなかなかダメージが抜けないのでそう何度も観るものではないとは思いつつ、どーしても手許に置いておきたかったので。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら

 6は先日ちらっと触れたハービー・ハンコック初のヴォーカル・アルバム。よく考えると、『サンライト』が一曲とは言え歌なしの曲を収録しているのに対し、こちらは全篇歌詞つきなので、確かに純粋なヴォーカル・アルバムはこれが初めてと言って良かったわけで。先に槇原のアルバムから聴き始めたので、まだ冒頭四曲ぐらいしか聴いていませんが、多彩なゲストの世界観とハービー・ハンコック自自身の音楽性とを融合した楽曲を積み重ねていった結果、もはやジャンルが特定出来ないくらいに多様性のあるアルバムになってます。サンタナがギターを弾けばサンタナの、スティングが歌えばスティングの、それぞれのアルバムに収録されていても不思議でない個性を取りこみながら、ちゃんとハービー・ハンコックの作品としての統一感を醸しだしているのが不思議です。

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