……と書き出してはみたが、あとはもう帰るだけ。鍵はただひとつ、9時15分発の飛行機に間に合うよう、早起きできるか。
私にとって土曜深夜はいつもより夜更かしが普通、しかし3時半とかに眠ってたら、どう考えても危ない。ひたすら歩いて疲れも充分、さっさと寝てしまうのが得策、と思い、日付が変わる頃合いには、その時点で出来る荷造りを済ませて横になっていた……早すぎてすぐに眠れず、0時45分くらいにいっかいiPhone覗いてましたが、それが最後の記憶。
目醒めたのは、インターフォンの音。予めフロントの方にお願いしていたモーニングコールが有効でした。1分遅れてiPhoneのアラームも鳴り始めたのは、向こうの時計が間違っていたのか、そういう設定になっていたのか。
お陰で、最低限の洗顔と最後の荷造りを済ませてなお余裕綽々で準備完了、早々にチェックアウトをして、松江しんじ湖温泉駅へ。余裕があったお陰で、1本早い便に乗れてしまいました。保安検査、そもそも朝早すぎて朝食を摂ってないことも考えれば、早い便で移動できるのが最善なのです。
移動中、飛行機のチケットを確認しているうちに、気が向いて座席のアップデートをしてしまった。ビジネスクラスとかそういう話ではなく、前方のちょっと足許にゆとりのある席、というだけなんですが、往路に空席の都合で取ったこのタイプの座席が思いのほか快適だったので、思い切ってしまいました。
空港に着くと、まずは手荷物を預けて、トイレを済ませ、それから朝食――と思ったものの、到着が早すぎて空港2階の飲食店はまだ開店してない。あとちょっと、とは言え、ここで提供が遅れたり私の食べるのが遅かったりしたらまた慌ただしくなるので、保安検査を通し待機ロビー内の売店で食べることに。毎回、ここのイートインが気になっていたのも事実なので、これもまた一興。
いただいたのは出雲とろろそば。また麺類。売店と平行して調理できるようになっているため簡易的になっているようですが、なかなかしっかりとしたお蕎麦でした。コシも風味もあるし、出汁は優しい。とろろと、上に添えられた磯海苔が爽やかで、思ってたより朝食向きだったかも。
食事を済ませたら、あとは飛行機に乗って帰るだけ。行きは曇りの夜、まっっっったく何も観えなかったので、明るくそこそこ天候に恵まれたこの日は、ちゃんと外の景色を楽しんできました。ちなみに、元々購入した座席も窓際でしたが、アップグレードした座席の番号は、往路と全く同じになりました。座席の構成は違うけどね。
定刻に羽田到着。預けたスーツケースがベルトコンベアで出てくるのが遅くなりましたが、何のかんので、思っていたより早く帰宅できました――ただそこには、昨日のダメージにより朝から脚のあちこちに痛みが生じ、羽田空港のどこかで昼食を摂るかも、と思っていたのを、もはや何も考えず帰宅する方向に切り替えた、という事情も絡んでいる。さっさと横になりたかったのよ……。
ともあれ、スケジュール的にかな~り慌ただしかった今年の松江旅行も、特に波乱なく終了……テイクアウトのアテが外れたり、毎回訪れていた麪家ひばりと縁がなかったり、ということはあったものの、トータルでは充分に楽しかった。
次は1年後……ではなく、現在の情報通りなら2月頃になるはず。もうちょっと余裕をもってスケジュールを組めたらいいなあ。
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