スクスト２、オンラインサービス終了。

　SQUARE ENIXの『スクールガールストライカーズ２』が、昨日の15時、メンテナンス開始によってオンラインサービスが完全終了しました。２時間後に起動すると、オフライン版のインストールを促され、コンテンツをダウンロードすると、そこにはもうゲーム部分を削ぎ落とされた、“記憶”だけが残っていた。
　コラボものなど、他の著作権が絡んでくるコンテンツはすべて消えた代わり、メインストーリーはもちろん、全キャラのエピソード、コスチュームが解放されたので、オンラインサービス実施中に鑑賞出来なかったものも楽しめる、というのはファンにとってはありがたい……まあ、あんだけ苦労して獲得したイベントが、こんな簡単に見られるようになってしまった、ということに感慨は禁じ得ない。
　女の子たちが戯れている姿を眺めたり、ホーム画面にてしばしば自分から着替えを申し出てきたり、ユーザーが自由に着替えさせ、撮影も出来る、といった、ギネス級、というか本当にギネスに認定されているコスチュームの量を活かした楽しみ方が続けられるのは嬉しい一方で、どーにも惜しまれるのは、ユーザーのプレイデータが一切参照出来なくなったこと。オフライン版に移行したあとで、ユーザーデータを公式のサーバー内に保管するのは無理だとしても、出来ればオンライン版のサービス中に、プレイデータを保管して、オフライン版でも参照出来るくらいはして欲しかった気がします。ユーザーが自己責任で管理するべきものとなり、たとえば端末の更新などで損失したとしてもフォローは出来ない、でもいいから、もうちょっと偲ぶよすがを残してくれてもよかったのではなかろうか。
　……まあ、仮にそうだとしても、この寂しさは拭えない。日付が変わってすぐに入ったポイントでレベルの上限を上げに行ったり、7時以降にログインボーナスを受け取ったり、アクセスが半日ちょい空いただけで久しぶりと言われたり怒られたりすることもないんだなー、と思うと……いや、怒られたりはするのか？　まだオフライン版になって半日も経たない段階で書いていて、さっきからちょこちょこ眺めてますから、怒られるほど間が空いてないだけか？
　何にせよ、そういう挙動を確かめつつ、しばらく名残を惜しみます。遊んでいたソーシャルアプリの終了くらいそれなりに経験してるけど、やっぱり10年を超えたあとだと効くな……。