見出しの通りなんですが、一応最終日も綴っておきます。
当初、帰りも高速バスでしたが、経験上、松江怪談談義が19時前に終わることはまずないし、そもそも会場である興雲閣からバス停のある松江駅付近まで、スムーズに移動できるか心許ない。早めに切り上げる、という選択肢を取るつもりでいたものの、だんだんもったいなく思えてきた。最後まで聞かなくていいの? そのあとのサイン会は惜しくない? と頭の中で誰かに追求され、高速バスの帰りの便をキャンセルして、飛行機と宿を確保したわけです。痛かったけど。
しかし、本当に帰るだけだし、観光する余力はなさそうだな、と思い、ギリギリ安く確保出来るお昼の便を選択。それでも、高速バスで眠れない場合を考慮すると、朝起きられるか微妙だ、と考えて、宿の朝食バイキングは選ばなかった。
……朝陽で叩き起こされた、6時半に。
確かに、よくよく考えると部屋の窓は東向き。朝陽を浴びて起きるのもいいな~、と目隠しのカーテンのみで、遮光カーテンを引かなかったのは私だ。当然の結果ではある、しかし、あそこまで眩しいとは思わないわ。昨日まで雨降り続きだったのに、帰る朝に晴れるというのもなんなのだ。
まあ、折角早起きしたので、ちょこっと書き物をしてから、前夜、イベントのあとコンビニで買っておいた朝食を摂る。行きたい店を優先した結果、朝食以外ぜんぶラーメン、という事態になってしまい、普段はちゃんと食べている野菜が足りてない、と思って、メインはサラダです……と言いつつ焼きそばパンもつけてる。
プリキュアもしっかり鑑賞しつつ荷物をまとめ、空港までの連絡バスが出るちょっと前に着くよう、宿を離脱。またぞろ雨がぱらついてきましたが、すぐに止んで、ふたたび強い陽射しで、どんどん蒸し暑くなる……仮に滞在を続けてても、なかなかしんどかっただろうなあ。
連絡バスにて、出雲空港へと移動。しかしこの頃には、利用する便の遅延が確定してました。使用する機体の到着が遅れたためで、このとき10分遅れ。まあ、大人しく待つだけだ、と割り切り、大きな荷物を預けると、飲食店がふたつ並ぶ3階に向かう。朝が早かったので、ここで昼食を摂らないとしんどい、と思ったのです。
……どちらも満席でした。
時間的には並ぶ余裕がありますが、お腹の方はもう既にキツい。焼きそばパンはあったと言い条、サラダメインだったので、完全に身体が欲している。そこで、急ぎ2階に戻ると、保安検査を経て搭乗ロビー内に入った。
出雲空港は羽田なんかと比べると小規模で、搭乗ロビーも大きめの体育館くらいのものですが、売店があり、そこで少数ながら食事も提供している。前にも利用したことがあるので、今回もまた頼りました。
注文したのは出雲とろろそば。温かい蕎麦にとろろと岩海苔を散らしてます。天ぷらそばもありましたが、前日までの強行軍が祟って胃の調子が不安だったので、食べやすいとろろにした次第。食べやすい上、身体が異常に欲していたので、ついついつゆまで飲み干してしまいました……私の持病にはよくないんだが、消耗していた、ってことで見逃してもらおう。
そうこうしているうちに、飛行機の出発予定時刻は更に10分遅れる。更に、ようやく搭乗が始まったものの、つっかえる人が複数いたようで、なかなか列が進まない。どうやら予定乗客が着席したのは遅れた飛行予定から更に数分経っている。
どうにか離陸し、ほっとすると、途端に眠気が募ってきた。眠ったところで、実質的な飛行時間は40分程度。だったら帰ってから寝た方がいい、と、サービスのドリンクをアイスコーヒーにして耐え忍ぶ。ところで、カフェインって耐性が出来る、みたいな話があるんですが、だとしたら基本毎日コーヒーを飲んでる私にはあんまり意味はない。あくまでも気は心。
ようやっと羽田に着陸しても、まだ遅延は続く。どうも、色々な条件が重なって、到着機が溜まってしまったようで、割り振られたゲートがまだ埋まっている。えらい遠くで待機し、滑走路すら横切って、ようやくゲートに辿り着いた。確かこのとき確認した時刻は、14時20分……着陸してから30分近く経ってた。
なかなか現れない手荷物を回収し、東京モノレールなどを利用して、這々の体で我が家に辿り着いたのは、母に早ければこのくらいに着く、と伝えた時間から30分は経ってる。実はそれも、最初は羽田空港で昼食を摂る前提で話してますから、感覚的には1時間くらい遅れてます。
出先では摂取出来なかった猫分を補充しつつ、眠れないまでも横になって身体を休め、入浴、食事を済ませると透析をしつつ、松江怪談談義10のレポートを仕上げて、どうにかアップしました。そして、もう何かする気力を喪失。
透析のあと、ほとんど気力を失いつつも、ラジオの録音の整理と買い物の記録、そしてこの項を書き上げて、完全に体力も時間も尽きました。あとは作業含めて、もっと恢復しているであろう6日の朝以降に回す、ということで。
……思ってたより書くことあったな。
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