何事もないことのほうが世の中は驚きなのです、という『ああサプライズ〜 パート2』、潔く罪を認めるための練習が必要です、な『告白縮緬組』、ミステリートレインも行き先は決まっていますから『最後の〜』、以上3篇。
ああ、第8回にしてやっと来ました。構成の変更、そして締め括りは『獄・さよなら絶望先生』のOPを手懸けた劇団イヌカレーによる、鉛筆書きのイラスト風タッチによる、久々に実験的な趣向。EDも可符香の登場する箇所の表現ががらっと変わってましたし、ようやく腑に落ちた心地です。
ただ、今回のはあくまで劇団イヌカレー独自の手法で描いた、というだけで、前期までで示したこのシリーズの実験性とはちょっと趣を違えている。翻って、絵のタッチは一貫させていた今期だけの枠で捉えると、少々浮きすぎている感も否めません。この展開を受けて次回以降どんな球を投げてくるかがポイントかも。
しかし、絵かき歌はどんどんすごい方向に走ってるなー……。
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