book

book

『問題物件』、完走。

弱さはあるけれどひねりの効いた謎解きと、何よりコメディ描写が秀逸でした。
book

城昌幸『のすたるじあ』

著者が生前最後にまとめた単行本に、未収録だった作品を多数加えて復刻した、幻想と怪奇、哀切な市場に満ちた短篇集。
book

神坂一『スレイヤーズすまっしゅ。3 ねちゃねちゃの季節』

2010年刊行のシリーズ短篇集。絶対に泊まりたくない村がそこにある。
book

ガレス・ルービン/越前敏弥[訳]『ターングラス -鏡映しの殺人-』

1881年のイギリス・エセックスと1939年のアメリカ・カリフォルニア、ふたつの時代と場所で紡がれる謎とドラマが呼応する。どちらから読むかで印象が変化する、希有な読書体験。
anime

かわええ。

『ルリドラゴン』3巻発売記念のPVが軽快でかわええ。
book

上川隆也はいいなあ。

『問題物件』での怪演に魅せられております。
book

城昌幸『みすてりい』

本邦探偵賞せ黎明期に活躍した幻想怪奇短篇の達人が、生前に刊行した自撰集に、関連作を加えて復刻。美しい謎と論理が光る《波の音》、奇妙な後味を残す《ヂャマイカ氏の実験》など35篇に、江戸川乱歩の跋文も収録。
book

小泉節子『思ひ出の記』

日本の“怪談”都、それを生み出した風土を世界に伝えた小泉八雲を、私生活においてだけでなく執筆のうえでも支えた妻が、亡くなった八雲の姿を語る回想録。
book

背筋『穢れた聖地巡礼について』

『近畿地方のある場所について』の第2長篇。心霊系配信者のファンブックという企画が炙り出す闇。
book

ジョン・ディクスン・カー/白須清美[訳]『悪魔のひじの家』

《緑樹館》を徘徊する幽霊が、住民を銃撃した――この奇妙な謎に、ギデオン・フェル博士が挑む。本格ミステリの王道にして意欲作。