book

book

今月読んだ本

新田次郎『劔岳<点の記>』(文春文庫/文藝春秋) うえやま洋介犬×西浦和也『妖幽戯画〜おどろ怪異譚』(竹書房文庫/竹書房) ベルンハルト・シュリンク/松永美穂『朗読者』(新潮文庫/新潮社)  ほんっっっっとうに読めてません。減らしたとはいえ...
book

栗本薫氏、逝去。

大長篇『グイン・サーガ』や伊集院大介シリーズで知られる栗本薫氏が亡くなったそうです。闘病しながらも精力的に執筆を続けていたので、正直『グイン・サーガ』が完結するまでは亡くなることはないのでは、と思っていました。ご冥福をお祈りします。
book

読了報告

ヴィカス・スワラップ/子安亜弥『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社文庫/ランダムハウス講談社) 『スラムドッグ$ミリオネア』の原作、読み終えました。公開までに片づけばいいや、と早めに手をつけたのですが、あまりの面白さに止められず、...
book

読了報告

マイケル・スレイド『暗黒大陸の亡霊』(文春文庫/文藝春秋)  先月、最初のうちは読書に比重を置こうと、破天荒で厚みのある本格ミステリを読む気になって本書を手に取ったのですが、けっきょく映画を観る本数も例年より多くなり、分厚さゆえに手こずって...
book

泡坂妻夫氏、逝去。

『11枚のとらんぷ』や亜愛一郎シリーズといった仕掛けをふんだんに凝らしたミステリや、職人の世界をテーマにした小説を著してきた泡坂妻夫氏が昨日逝去したそうです。近年は短篇や捕物帖が多かったようで、出来れば現代物の大作をまた読ませて欲しかった。...
book

『悪魔の手毬唄』

というわけで、すっかり正月の定番となった感のある、稲垣吾郎版金田一耕助シリーズ最新作は、手毬唄に見立てた連続殺人。 せっかくなので原作を再読しようと、出版芸術社から刊行された横溝自選傑作選を手に取ったのですが、読むタイミングが悪くまだ冒頭1...
book

『福家警部補の挨拶〜オッカムの剃刀〜』

大倉崇裕氏が『刑事コロンボ』のひそみに倣って執筆した福家警部補シリーズが、永作博美という理想的な主演女優を得てドラマ化、本日放映されました。あまりにもイメージに合っていたので、密かに楽しみにしてました。 そもそも非常に丁寧な倒叙推理に仕上が...
book

『福家警部補の挨拶〜オッカムの剃刀〜』

大倉崇裕氏が『刑事コロンボ』のひそみに倣って執筆した福家警部補シリーズが、永作博美という理想的な主演女優を得てドラマ化、本日放映されました。あまりにもイメージに合っていたので、密かに楽しみにしてました。 そもそも非常に丁寧な倒叙推理に仕上が...
book

読了報告

アプトン・シンクレア/高津正道、ポール・ケート『石油!』(平凡社)  購入直後に手をつけて、実に半年近く費やしてやっと読了。むろんずっととっかかったままではなく、あまりに退屈なので途中幾度も浮気して半分あたりで完全封印、先月末あたりから再開...
book

読了報告

ジョゼ・サラマーゴ/雨沢泰『白の闇』(NHK出版)  きのう一日は作業を進められる状態ではなく、かといって無為に過ごすのは癪に障るので、早めに読んでおきたいけど手こずりそうな本を選んで一気に片付けました。来月22日に日本公開予定の映画『ブラ...