book 甘美なる破滅の調べ。 カルト的名作の復活、女学院の生徒達の失踪が思わぬ波紋を招く『ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版』を鑑賞。忘れがたい余韻を残す、鮮やかな悪夢でした。 2024.05.11 bookcinemadiary
book 小泉凡『小泉八雲と妖怪』 ラフカディオ・ハーンは如何にして小泉八雲となり、日本文化の伝道師となったか。八雲の曾孫に当たる著者が、八雲自身の眼差しを借りて描く伝記。 2024.05.04 book
book 芦辺拓+江戸川乱歩『乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび』 探偵小説の大家が連載3回で中絶した伝説の作品に、当代の奇想派が筆を加え、中絶した背景までも取り込んだ本格ミステリ。蔵の密室、不可解な記号、降霊会、そして書簡という形式での発表、それらの謎が繋がっていく。 2024.04.27 book
book シティーハンターが本当に、新宿にいる。 どーしても我慢できなくて、Netflixにて配信されたばかりの『シティーハンター(2024)』を鑑賞。本当に、これこそ現代に最適化された、完璧な実写化。 2024.04.26 bookdiarydrama
book 綾辻行人『人間じゃない〈完全版〉』 著者のデビュー30周年となる2017年、まだ単行本に収録されていなかった作品をまとめた作品集に、同年発表した短篇を追加した〈完全版〉。 2024.04.21 book
book 孤独な魂が響きあう。 山田太一の小説を、イギリスを舞台に移し再映画化した『異人たち』を鑑賞。加えられたもうひとつのテーマが効いて、優しくも切ない物語に昇華されている。映画としても美しい。 2024.04.19 bookcinemadiary
book 京極夏彦『鵼の碑』 消えた3つの屍体、謎の失踪、殺人の記憶と光る猿。複数の奇妙な事件が日光の地で不気味に混ざりあっていく。《百鬼夜行》シリーズ、17年振りの第10作。 2024.04.18 book