今日の映画鑑賞のきっかけは、先週金曜日にある。
TOHOシネマズ日比谷にて爆笑問題withタイタンシネマライブ#99を鑑賞していた際、ちょうど大トリの古希還暦――明石家さんまと爆笑問題・太田光のスペシャルユニットのネタの途中で、突如として映像がフリーズ、間もなくグリーンに変わってしまう、という出来事がありました。程なく解消しましたが、中断はおよそ6分にまたがった模様。
原因はなんだったのか、影響範囲はどこまでだったのか、ちゃんとは聞いていませんが、恐らく劇場側の問題だったのでしょう、終演後に係員の方から、帰りにお詫びとして割引券を配布する、という案内があった。
終わってみれば、これはこれで面白かったので、個人的にはそこまで気にはしていなかった。それに、実は私は、割引券があんまし役に立たないのです――何故なら、どこの劇場でも最大の割引となる、障害者手帳の保有者だから。値引きは重複してもらえないので、大抵、いただいても無駄になる。
ただ、一所懸命配布していたので、もらわないのもそれはそれで面倒かも、と思い、普通に受け取りました。
しかし、受け取ったあとで券面を確認すると、“特別ご鑑賞券”と書いてある……これは通常、割引を実施するチケットではなく、無料で鑑賞出来る場合券面ではなかろうか。
劇場の発券機であれば二次元バーコード、インターネットではチケット番号と暗証番号を入力することで使えるタイプのもの。券面から察しはつかない以上、いちどチケットを購入する手順を踏んでみるしかない。
チケットはTOHOシネマズ日比谷でのみ利用可能、ちょうどそろそろ今日あたりに、ラージフォーマットでの上映はなくなりそうな作品があったので、チケットが買えるようになった月曜夜に、手続きをしてみた。
……やっぱし、無料で鑑賞出来るっぽい。
果たしてこれは、本当に配布予定だったチケットなのか? という疑問を抱きつつ、せっかく使えるんだし、とそのまま購入手続きを進め、本日の映画鑑賞と相成ったわけです。
前置きが長引きましたが、そういうわけで朝から赴いたのは、先週に引きTOHOシネマズ日比谷。鑑賞したのは、スティーブン・キングによる“デスゲーム”ものの先駆けと言われる小説をエドガー・ライト監督が再映画化、ハンターに捕らえられれば死、その代わりに30日間逃げ切れば10億ドルというゲームに、我が子を救うためひとりの男が挑むSFアクションスリラー『ランニング・マン(字幕・Dolby ATMOS)』(東和ピクチャーズ配給)。
もちろんこれを選んだのは、そもそも観たかったからで、内容的に音響くらいはグレードアップしたもので観たかったから――ご鑑賞券に200円プラスすればいいから、充分に助かった。
エドガー・ライト監督らしいスタイリッシュさとリズム感はそのままに、いい意味でB級テイストをたっぷり籠めたエンタテインメントでした。
シュワちゃん主演による最初の映画化『バトルランナー』よりも原作の精神に寄り添いつつ、現代的な要素を多数採り入れたことで、原作のコアな面白さと現代風刺の側面も生まれた――らしいけれど、原作も『バトルランナー』も接していない私には断言出来ませんが、相互監視社会となった現代だからこそ、このアイディアの持つ風刺性を生々しくアップデート出来たのだろう、というくらいは察しがつきます。実際、本篇の“ゲーム”の様相は、現実の社会では(幸いにも)道義的にあり得ないものでしょうが、逃走劇のなかでの出来事は現実に近いものがあり、実感しやすい。とても生々しく、それ故に緊張感が凄まじい。
そしてそれを緩急を付けつつも、畳みかけるような事態の転換と激しいアクションで彩っているので、退屈する隙がありません。けっこう残酷な描写もあるんですが、スピード感でごまかされるので、苦手な人でも普通に観てしまうのではなかろうか。
終盤の展開にちょっと跳躍があるような印象で、奥歯にものの挟まったような感覚が残るのですが、それでも結末はスカッとしますし、単純に割りきれないところが、ただのエンタテインメントにはない後味を生み出している。本質はB級エンタテインメントに徹しながらも、ひと癖あるエドガー・ライト監督らしい秀作だと思う。Dolby ATMOSを選んだのも間違いではなかった。
そのまんま帰っても良かったのですが、どーしても気になったため、帰り際、念のために劇場の方に、確認してみました。
先週金曜日に配布されたのは“ご鑑賞券”で間違いないそうです。本篇分が無料で、合ってたそうです。
いちおう確認しておいて良かった。お陰で、シンブルに“面白かった~”という気分のままで帰れます。
映画のあと、まずは近場で昼食……このところ、この界隈に来ると、毎回丸亀製麺を利用してます。ラーメンつけ麺のお店はお昼時、どこも並んでいて、同じ並ぶなら、すぐに料理が提供される丸亀製麺のほうが早い。
早さを優先したのは、このあとにも用事があるからです。帰りに、透析のクリニックで、近々検査を受けるのに必要な手紙を受け取り、更にきのうは休みだった薬局に、処方された薬を引き取りに行かねばならい。ラーメン店とかで提供の待ち時間が挟まると、家に着くのが更に遅くなってしまう。
最近、おんなじ店にばかり足を運んでいて、ラーメンの記事が書けていないので、そろそろ新しいお店を開拓したい、という気持ちもある。しかし、それには時間的余裕が必要で、用事の詰まった今日みたいな日ではない。
ガード下のうどんのお店は閉めちゃったし、旧東急プラザのあご塩らぁめんのお店もなんだか色々あったようで店が変わってしまったし、銀座・有楽町・日比谷の界隈で、丸亀以外に気軽に食べに行けるお店を開拓したいところなんですが。


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