7/30に自宅に透析器を導入してもらい、11日。あいだで透析を抜いたのは1日だけなので、既に10回を数えています。
慣れてきました。
本当に、慣れてきました。
施設にいるときはなすがままなので、あんまり意識してませんでしたが、透析を1回実施するのにも色々と準備があり片付けがある。最初のうちは、これを持ってきてない、あれを忘れた、と余計な手間を取り、穿刺などでつまずいて時間を浪費していた。当初の目論見では20時スタート、23時終了を基本とするはずが、片づけが終わってみると日付を跨いでいる、ということも何度かありました。
しかし昨日の透析はなにひとつ躓かなかった――まあ、穿刺の際にたまにやる、駆血バンドを外し忘れて、回路と針を繋ぐ際に血が飛び出す、なんてのがありましたが、トラブルはそれくらい。透析中にアラームが鳴ることもなく、すべて順調に進んで、23時半には片付けも終わっていた。
土曜日、採血をクリニックに届けたついでに、技師のかたとちょっとお話をしてきた。その際、いま静脈側として重点的に刺している箇所がやや硬くなっているので、少し休ませた方がいい、と提案され、この2日ほど穿刺場所を従来よりも楽なところに切り替えている。
刺すのが楽なところ、とは肘の裏側にあたる箇所。私の場合、ここはほぼ皮膚のすぐ下を穿刺に使う血管が通っていて、恐ろしく簡単に針が届くのです。楽すぎるが故に、困ったときに使うようにしよう、と考えていたので、こういうときこそ好機――なんですが、ほんとに楽すぎて、自身の習熟度を計る参考にはまっっったくならないのが困りもの。
それでも、確実に穿刺を実行できる部分を見つけたので、不安がほとんどなくなったのは確か。この調子で、旅行以外で施設のお世話になる機会が最小限になるよう頑張ります。
……しかし、まだ体験していないけど、絶対に面倒なことがひとつ残ってます。
医材の発注。
自分で残量を確認し、翌月の同じ時期までにどれくらい必要か? を考えて、発送の10日くらい前には発注しないといけない。ものによって1ケースの分量が異なるので、ひとつひとつ確認せねばなりません。
とりわけ厄介なのは、透析液です。初回は問答無用で、およそ6lの液を詰めたタンクがふたつ入ったケースを都合24箱届いた。通常は1回の透析でひと箱使い、次には使い回さないのですが、私の場合は9lのタンクふたつ入りのケースを注文したほうがいいらしい。私は1日3時間を基本に、なるべく連日実施しているので、6lだと使い回しが難しいですが、9lなら2日連続くらいなら使い回しが可能らしい。
そこで来月は、9lのケースをメインに注文するつもりでいますが、そうすると、予めスケジュールをある程度固めておく必要がある。開封した透析液は長時間放置すると菌が湧いてしまい使い物にならなくなるので、新たに箱を開けなきゃいけないけど明日は透析が出来ない、という日には、無駄にしないために6lのケースが必要になる。
そう考えると、けっきょく9lが何ケース必要で、6lをどのくらいストックしておくか、よくよく吟味しないといけない。なかなかに面倒です。
……まあ、自分で望んだことですし、そうやってあれこれ悩むのも嫌いではないので、ちゃんとやっていきますけどね。
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