嬉しいけど、めんどい。

　本日は在宅透析以降から２度目の診察です。
　前回同様、記録表と自宅では処分できない針を持参して通院。基本的に大勢の患者が詰めかけるところではないので、すぐに診察です。
　先日提出した採血は……やっぱり、正しい手順で採れなかった透析後のぶんがちょっと数字として怪しかったようですが、普通に採取できた透析前の数値が良好だったので、当初の予定通り、今後は１ヶ月にいちどの通院にする、とのこと。
　正直、２週に１回くらいならさほど負担にも感じないのですが、それでもやっぱり面倒な通院が減るのは有り難い。

　……と思ってたんですが、ひとつだけ、厄介なことがあった。

　処方される薬の量が、多い。

　次の診察が１ヶ月後、４週間後なので、薬は28日分必要になる。透析で改善しきれない部分は薬で補うしかないので、朝食では９つ、夕食では８つもの薬を処方されている。
　食事のたびいちいち出していては時間がかかるので、処方されるたびに、封のできる小袋に詰めておいて、食事のときに対応するぶんを持っていって服用する、というスタイルを取っているのですが、そのためには処方されるたび、小袋に分ける作業が入ってくる。
　１週間ずつ処方されていた当時でも、小一時間かかるのです。４週間ぶんもあったら、簡単に終わるわけがない。
　解っていたので、きょうは透析の傍ら仕分け作業をしてみたのですが、設けていた２時間40分くらいの枠内で片づかない。そのまんま回していても透析は行われるし、と思い、そのまんま続けて20分、どうにか朝食・昼食・夕食ぶんは分けられましたが、就寝前に服用するぶんまで辿り着かず……まあ、就寝前に服用するのは２個だけなので、そのくらいならいちいち包装から出して飲んでもいいのですが、これだけ分けてないのもなんか落ち着かない。今夜は、別作業の詰めがあるし、今夜の薬は前回処方されたときに分けたぶんがまだあるので、残りは明日片付けることにしました。

　……薬局によっては、１回に飲む分を小袋に分けてくれるサービスをしているのも知ってるのです。ただ、場合によっては１種類だけ排除することもありますし、自分で持っている薬は自分で把握しておきたい。故に今後も同じようなスタイルで行くつもりです。
　……つまり、月１回はこんなめんどいことをするわけです。そのぶん、週１でこの作業を繰り返す面倒からは解放されるからいいんですけど。