池袋にあるクリニックにて、シャントの状態を見てもらいました。
これまでは3ヶ月にいちどの診察で良かったのですが、前回、前々回と血流が過剰に多くなっていて、このままでは血流を調整する手術が必要かも知れない、と言われていた。シャントは血流が多いことが必須ですが、あまりに多すぎると血管に負担をもたらす。手術で血管を繋いだ箇所に痛みが出ることもあれば、途中の血管が過剰に太くなってしまうこともあるという。改めてその必要があるか確認するため、1ヶ月の間隔で再訪したわけです。
……手術が決まってしまいました。
医師が良くない状態だ、と言うなら私は大人しく従うのみです。今後も在宅透析で身体のコンディションを整えつつ、限界まで長生きしてやるつもりですから、リスクは早めに取り除いておくに限る。
ただ、正直、血管をいじる手術はまあまあ痛い。シャントを形成した際も、ちゃんと麻酔は効いているので、切開の痛みはないんですが、必要に応じてしばしば血管を引っ張られるのがまあ痛い。動くわけにもいかないので飛び上がりはしませんでしたが、小声で「痛い痛い」と呟きながら施術を受けてました。口にしないと身体で反応してしまいそうだったから。
今回、術式を浮ける部位はほぼ同じあたり。手術の性質が違うので、そこまで痛みを味わわなくて済むかも知れませんが……そんな無駄な期待はせず、きちんと覚悟を決めておこう。
ちなみに、在宅透析のほうは、すっかり慣れてきました。
たまーにうっかりミスは起きますが、大きなトラブルはない。少なくとも今週に入って、針の指し直しの類さえ起きてません。しばしば手間取っていた、上膊部への穿刺も、今週はいちども失敗してません。どうやら、血管の位置を捉えるコツが掴めてきたようです。
先週、間隔を設けた木・金で少し体重が増えすぎ、その後も毎日わりとしっかり食事をしていたため、このところ標準にしていた1日2時間ではとうてい水分が引き切れず、3日ほど3時間実施してきましたが、静脈圧が上がりすぎたり下がりすぎたりする細かなアラームさえほとんど鳴らなかったので、ほぼストレスなし。以前は、23時近くまで透析を実施すると、片付けを済ませて自分の部屋に戻る頃には日付が変わっていましたが、いまは日付が変わる前にパソコンの前で一息つけるくらいになってます。
……だからこそ、またすぐに病院にお世話になるような事態を避けるべく、早めにリスクは排除したい。幸か不幸か、今月は大きな予定がブッ飛んでしまい、これといった用事もありません。手術当日まで、静かに心構えを整えておきます。
……でも、痛くないといいなあ。今年5月みたいなしんどい手術は年1で充分です……。
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