なにせ医療機器なので、在宅透析の機材にも、定期的な点検が必要です。当然ながら、素人に出来るはずもないので、3ヶ月にいちど、クリニックの在宅透析担当の技師さんが来訪して実施してもらうかたちになる。
というわけで、本日がその、初めての定期点検の日でした。
いらした技師の方、てっきり鞄1つぐらいを提げてくるのかと思ってましたが、けっこう大きめのスーツケースを携えていた。
機器に透析液を繋いで、機械を動かしつつ、あちらこちらのカバーを開いていく。けっきょく、設置したときと同じくらい、機器を丸裸にしていた。
どうやらポイントとしては、正常に動作しているか、のチェックに加え、本体内部にあるフィルターの交換が重要らしい。そこまで激しく汚れるものでもないらしいのですが、やはり何か問題が起きてからではまずいので、こうして定期的に交換するのだそうです。故にスーツケースの中には交換用のフィルターや工具ばかり。他にも、透析液の状態を確認するため、サンプルを収める容器などが入っている模様。
透析後に実施する洗浄作業をはじめたところで点検は終了、その時点で来訪から約1時間半――想像していたよりかなり手間がかかる。こちらとしては恐縮するほかありません。作業中、思い出した疑問点を矢継ぎ早に訊ねていたので、もしかしたら余計に時間がかかってしまったかも知れない。
そして20時30分現在、透析を実施しておりますが、当然のように快調に稼働しております。大事に使わねば。
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